このたび、第4回野口英世アフリカ賞受賞者来日の機会を捉え、内閣府・国際協力機構(JICA)・国連開発計画(UNDP)はアフリカにおける「人的資本開発」を包括的なテーマとした特別イベントを共催する運びとなりました。


ウクライナ戦争の複合的な影響と、ポスト・コロナ 時代のパラダイムにおいて、アフリカ大陸の最新の優先開発課題、コロナ禍で浮き彫りになった保健医療分野の重要性と同分野における人的資本開発に必要な取り組みを基調に、アフリカの生物医学研究者、政策立案者、医療従事者、コミュニティがどのように未曽有の危機に対応してきたのか、また日本政府が野口英世アフリカ賞や政府開発援助プロジェクトを通じてどのような貢献をしてきたのかを議論いたします。

本イベントでは、G7広島サミットで日本政府が打ち出す保健システムの強靭化と健康危機に対する予防・備え・対応の強化、並びに2022年8月開催の第8回アフリカ開発会議(TICAD8)で公表された保健分野への重点支援を鑑み、昨年のTICAD8から本年5月のG7に向け一環した日本のコミットメントに光を充てます。

会場には以下に記載の第4回野口英世アフリカ賞受賞者を含む登壇者のほか、日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟、アフリカ外交団、経団連サブサハラ委員会、経済同友会アフリカプロジェクトチーム、グローバルヘルスと人間の安全保障運営委員会、アフリカ開発協会からの参加者をご招待しております。

ぜひ会場からのご参加・取材をご検討ください(ご登録リンクは以下ご参照)。

登壇者: その他
イベント開催概要
アフリコンバース 2023年 第1回特別編アフリカの人的資本開発
- 野口英世アフリカ賞を記念して
  • 開催日:2023年3月16日 (木)
  • 場 所:JICA市ヶ谷ビル 国際会議場(東京都千代田区
  • 時 間:午後2時~午後4時(日本時間)
  • 形 式:ハイブリッド(対面及びオンライン)
  • 言 語:英語と日本語

背景:
第8回アフリカ開発会議(TICAD8)が2022年8月にチュニジアのチュニスで開催され、日本政府からは岸田総理が出席し、「人への投資」と「成長の質」に対する日本のコミットメントを強調しました。会議では、日本政府が今後3年間で官民総額300億ドル規模の投資を行うことを約束しました。

野口英世アフリカ賞授賞式は、3年ごとに開催されるアフリカ開発会議(TICAD)の機会に開催され、昨年8月のTICAD8 期間中に開催された「第4回野口英世アフリカ賞」授賞式では、医学研究部門では、サリム・S・アブドゥルカリム博士とカライシャ ・アブドゥルカリム博士(南アフリカ)のHIV/AIDSの予防と治療への貢献が表彰されました。また医療サービス部門では、カーターセンター(米国)の「ギニア虫症撲滅プログラム 」が表彰されました。

授賞式はTICAD4(2008年)の際に開催された第1回目授賞式から、これまで3回開催されました。過去の受賞者の中には、1億円の賞金を活用して奨学金を設立し、医療従事者の養成教育や新たな公衆衛生プロジェクトを実施するなど、アフリカの人的資本整備に更に貢献した方もいます。

配信元企業:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所

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