テレビ東京社員で『ゴッドタン』や『あちこちオードリー』を手がける佐久間宣行プロデューサーのYouTubeチャンネルに、お笑いコンビ・チュートリアルの2人がゲスト出演した。意外にも一緒に仕事をしたのは『あちこちオードリー』ぐらいで、これまでほとんど接点がなかったという。第1回の『M-1グランプリ』(2001年)決勝で審査員の松本人志(ダウンタウン)に「50点」を付けられて芸人を辞めようと思ったことや『しゃべくり007』で絡むネプチューンくりぃむしちゅーについての話が中心だったが、「芸人以外で面白いと思った人は?」と問われたチュートリアル徳井義実は「滝沢カレン」と答えている。

3月4日公開のYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』にゲスト出演したチュートリアルの2人。これまで佐久間宣行プロデューサーとあまり絡んで来なかった芸人との対談が実現するとあって、動画の公開を楽しみにしていた人も多かったようだ。

徳井義実は芸人以外の共演者で一番衝撃を受けたのが滝沢カレンで、あまりの面白さに「ど肝を抜かれた」と話す。

メディアに登場したばかりの頃の滝沢は共演者に四字熟語であだ名を付けるのがお約束になっており、今田耕司を「独身番長」黒柳徹子を「早口国宝」梅沢富美男を「本業不明」とどれも秀逸だったが、飽きられる前にあだ名付けは一切やらなくなったという。だがそれをやらなくてもフリートークも完璧な面白さだったので、佐久間プロデューサーは「鈴木おさむがバックにいるのかな」と仕込みを疑うこともあったらしい。

そして徳井と佐久間プロデューサーの意見が一致したのは、テレビの視聴者は彼女を「天然キャラの新しい人が出てきたんだな」程度の認識だったかもしれないが、バラエティ界では滝沢の出現がかなりの衝撃だったということだ。徳井も「え? 今のワードセンスどうなってるんだろう」「瞬発的にあのワード出る!?」とひたすら感心するばかりで、それは今も変わらないそうだ。

徳井だけでなく、メイプル超合金のカズレーザーも「芸人は絶対に勝てない」と彼女の面白さに脱帽する1人である。滝沢のトークにおける語彙力と瞬発力を絶賛しており、一緒に番組をした時はいつも驚かされたと語ったことがある。博識で知られるカズレーザーが「すごいと思っている、マジで」と、一目置いているほどだ。佐久間プロデューサーによると、彼女のすごいところは「今でもフレッシュな存在であること」と話しており、滝沢カレンのタレントとしての需要はまだまだ伸びそうである。

画像2枚目は『滝沢カレン/KAREN TAKIZAWA 2023年3月1日付Instagram「2月のどこかで、大好きな春菜さんのお誕生日会をしました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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