「第37回日本ゴールドディスク大賞」(日本レコード協会主催)の受賞作品・アーティストが発表され、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、Snow Manが2年連続2度目の受賞、洋楽部門はザ・ビートルズが本賞史上初となる8度目の受賞となった。

【写真】ザ・ビートルズ、BTS、OCHA NORMAら各賞受賞アーティスト

 Snow Manは邦楽部門のアーティスト・オブ・ザ・イヤーに加え、「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ベスト5アルバム」「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」「ベスト3ミュージック・ビデオ」、「ベスト5シングル」(「オレンジkiss」「ブラザービート」の2作品)を受賞し、計7冠を達成した。

 ザ・ビートルズは自身の持つ洋楽最多受賞記録を更新し、同賞8度目の受賞。また、8度のアーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞は邦洋合わせても過去最多受賞となった。

 「ベスト・エイジアン・アーティスト」は、BTSが5年連続の受賞となり、同賞最多受賞記録を更新した。

 アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽部門)受賞のSnow Man・岩本照は「この度アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞させていただけたこと本当にありがたく思います。日頃から応援してくださっているファンの皆様のお陰だと大変感謝しています。これからも沢山の方々に楽しんでいただける様、パフォーマンスに磨きをかけていきたいと思っています」とコメントした。

 ベスト・エイジアン・アーティストを受賞したBTSは「今年で5年連続『ベスト・エイジアン・アーティスト』賞を受賞しました。いつも変わらず多くの愛情を送ってくださるARMYの皆さまのおかげでこのように大変光栄な賞をいただくことができました。僕たちの音楽を聴いてくださるすべての方々と、なによりもARMYの皆さまに心から感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます」と言葉を寄せている。

 ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)はOCHA NORMAが受賞。斉藤円香は「このような素敵な賞を受賞でき、とても嬉しく思います。応援してくださるファンの皆様をはじめ、私たちOCHA NORMAに関わってくださった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。これからもこの受賞を励みに10人でせっさ琢磨して、もっとお茶の間の皆さんに愛される魅力的なグループを目指していきます! これからも応援よろしくお願いいたします」とコメントした。

 ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽)には、OCHA NORMAのほか、&TEAM、葛葉、MAISONdes、ROF‐MAOが選ばれた。

 アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽)はSnow Man『Snow Labo. S2』が受賞。ラウールは「アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞できたことを大変嬉しく思います。スタッフとメンバーの努力の結晶を大切なファンの皆さんが喜んでくださったことがこの結果を運んでくれたと思いますので、ファンの皆さんには特に感謝しています。また、こうした形で評価をいただけたことが今後の作品づくりのモチベーションにもなりますので、今後もピュアな気持ちで良いものを作り続けられるように努力します。これからも応援の程よろしくお願いします」と話している。

 ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(邦楽)もSnow Man。『LIVE TOUR 2021 Mania』が受賞。阿部亮平は「この度は素晴らしい賞をいただき、いつも応援してくださるファンの皆様に対し報恩謝徳の思いです。受賞した作品は、一昨年に行われたSnow Manの記念すべき初めての全国ライブツアーを収録したものです。ライブとは我々アイドルにとってファンの皆様と直接お会いし感謝できる大切な場であり、お互いが一体となって創り上げる空間です。その様子を収録した本作品を、見てくださった方が『次は生のSnow Manのライブが観たい』という思いを膨らませてくださると嬉しいです。本当にありがとうございます」としている。

 ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(邦楽)はOfficial髭男dismミックスナッツ」が受賞。Official髭男dismは「たくさんの方々に自分たちの楽曲を聴いて頂けて嬉しい気持ちでいっぱいです。感謝の気持ちを胸に、これからも自分たちが良いと思う楽曲を作って良いライブを届けながら、バンドとして新しいチャレンジをし続けていこうと思います。本当にありがとうございました」とコメント。

 特別賞はAdo桑田佳祐松任谷由実吉田拓郎が受賞。

 Adoは「“特別賞”に選んでいただきありがとうございます。このような素晴らしい賞をいただけたこと、光栄に思います。Adoの歌をたくさんお聴きいただき、夢だったCDリリースやダウンロード、ストリーミングと様々な場所で反響をいただけて本当に嬉しく思います。リスナーの皆様をはじめ、関わってくださっている皆様に感謝を申し上げます」とコメント。

 松任谷由実は「CD形態の新しい価値とニーズを模索し、結果に結びつけられたこと。音質を大幅にアップデート出来たこと。何より、アウトソースや世代が移り変わっても人の心の機微は変わらないということを証明出来たのが、最上の歓びです。『ユーミン万歳!』に関わってくれた多くの方々、聴いてくださった全ての人々に感謝します」としている

 吉田拓郎は、“「笑顔が困難な世界情勢は心が痛みますよね。音楽が少しでも人の心をやわらげる事ができれば・・小さな応援を続けたいと思います。」”と言葉を寄せている。

 このほか、シングル・オブ・ザ・イヤーは、初の受賞となるKing & Princeツキヨミ/彩り」に。King & Princeは「ベスト5シングル」「ベスト5アルバム」「ベスト3ミュージック・ビデオ」(邦楽)も受賞し、計4冠を獲得している。

「第37回日本ゴールドディスク大賞」アーティスト・オブ・ザ・イヤーほか7冠に輝いたSnow Man