エンターテインメントの世界に生きる人物に長期密着取材を行う「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(深夜0:55-1:25、フジテレビ系)。3月10日(金)の放送回では、関西ジャニーズJr.を特集した第2話を放送する。第1話に引き続きAぇ! groupに密着し、アリーナ公演をはじめとした、彼らの仕事現場を追う。

【写真】Aぇ! group、初のアリーナ公演を“明るさ”や“楽しさ”をテーマに準備

■夢に近づく初のアリーナ公演発表「目指すのは明るく、楽しく、笑顔の絶えないライブ」

2022年7月に東京で初の単独コンサート「Summer Paradise 2022」を予定していたAぇ! group。しかし、コロナ禍の影響で全公演がやむなく中止に。そして8月、Aぇ! groupはジャニーズWESTの東京ドーム公演にバックダンサーとして出演した。正門良規は「いつか自分たちもドームでライブをやりたい」と、大舞台への憧れを口にした。

そんな中、「Aぇ! group初となるアリーナ公演決定」という朗報が発表される。グループにとって最大規模の1万人キャパシティのステージに挑むことに、末澤誠也は「驚きました!勝負の公演になると思います」と喜びをあらわにする。草間リチャード敬太は「会場は、僕らを見に来ているお客さんだけ!100%の僕らを届けたいです」と心を躍らせる。福本大晴は「この前“サマパラ”が中止になって、落ち込んでいるというイメージを元気にしたい」と意気込む。

公演のタイトルは「西からAぇ!風吹いてます!~おてんと様も見てくれてますねん LIVE 2022~」。事務所の先輩である、大倉忠義(関ジャニ∞)は「今回は“かっこいい”よりも“楽しい”ライブのほうがいいんじゃないかな」と彼らへアドバイスする。

■小島健「Aぇ! groupにしかできないような、唯一無二の何かを」

関西ジャニーズJr.であるAぇ! groupがライブで歌う曲のなかには、先輩グループの楽曲も多数。「仮面舞踏会」(少年隊)や「宙船(そらふね)」(TOKIO)などを、メンバー6人でどうパフォーマンスするかが大きな課題となる。

「Aぇ! groupにしかできないような、唯一無二の何かを見つけたいです」と語る小島健。正門も「なぜその曲をAぇ! groupが歌うのか?という意図があってこそ、演出も決まってくる」という。福本も「僕たちが自分の足で(ファンに)会いに行く意味を感じてもらえたら」と話す。

自分たちらしさに強くこだわるAぇ! groupに大きな影響を与えていたのは、関ジャニ∞が昨年開催したライブ「18祭」で披露したカバーパフォーマンスだ。佐野晶哉は「(他グループの曲のはずが)あの時間は完全に関ジャニ∞さんの曲になっていて、自分たちにしかできないってこういうことか」と、衝撃を受けたという。

一方で、小島を主導として、公演中に披露するコントの稽古も進めていくAぇ! group。「本気のカンフーアクションをやりたい」という小島に対して、稽古を見に来ていた横山裕(関ジャニ∞)からは「笑いも1個入れてほしいな」と意見が。小島は本番に向けブラッシュアップしていく。

ライブ当日の開演直前にメンバー全員で円陣を組むと、小島が「初アリーナですよ!もっともっと騒げんだろ!」と呼びかけ、Aぇ! groupは気合十分。“明るさ”や“楽しさ”をテーマに準備してきたライブが、いよいよ幕を開ける。

Aぇ! group「小島健、福本大晴、末澤誠也、佐野晶哉、草間リチャード敬太、正門良規」(※左上から時計回りに)/(C)フジテレビ