マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が振り返った。

9日のヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグでレアル・ベティスをホームに迎え撃ったユナイテッド。6分にマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制した前半に追いつかれたが、後半にアントニーブルーノ・フェルナンデス、ワウト・ヴェグホルストの一発で先勝した。

あえてなのか、0-7の大敗を喫したリバプールとのプレミアリーグと同じイレブンをスタートから送り込み、見事なバウンスバックに成功したオランダ指揮官は『UEFA.com』で総じて満足感を示している。

「パフォーマンスにとても満足だ。ポゼッションの有無に関わらず、うまくプレーがやれたよ。プレスがうまくかかり、コンパクトに前がかって、相手のクリエイトを難しくさせた。動きも多くつけ、1-1からバウンスバックするチームのキャラクターも良かったね」

惨敗のリバプール戦で姿勢にも厳しい目が向いたB・フェルナンデスや、ヴェグホルストにもしっかりとゴールが生まれ、大きなアドバンテージをもって、来週に敵地で挑むリターンレグだが、指揮官は力を込めた。

「危険な試合であることは間違いない。ベティスは素晴らしいチームなのだから。彼らはグループステージを首位で通過し、あのレアル・マドリーとも引き分けに持ち込んでいるんだ。だから、我々が勝ち進みたいのなら、本当に良いパフォーマンスが必要だ」