ローマジョゼ・モウリーニョ監督に対する処分が確定した。

モウリーニョ監督は、先月28日に行われたセリエA第24節のクレモネーゼ戦の後半開始直後に第4審判を務めたマルコ・セッラ氏と口論。挑発的且つ執拗な抗議を理由に退席処分となった。

今季3枚目のレッドカードを貰ったモウリーニョ監督は、2試合のベンチ入り禁止と罰金処分に。しかし、セッラ氏が暴言を吐いたと主張したため、ローマは処分軽減を求めてイタリアサッカー連盟(FIGC)に対して異議を申し立てていた。

セッラ氏の一連の振る舞いについてはイタリア審判員協会(AIA)も問題視しており、長期の資格停止処分を検討しているとの報道が出ると、FIGCはローマ側の異議申し立てに対して、控訴の審査の一時停止を決断。6日に行われた第25節のユベントス戦ではモウリーニョ監督が指揮を執っていた。

しかし、FIGCは10日にローマの控訴を棄却すると発表。処分の軽減はなく、サッスオーロ戦とラツィオ戦のベンチ入り禁止に加え、1万ユーロ(約144万円)の罰金処分が科されることとなった。

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