スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)は、教育機関向けに提供している学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」が、学校法人 信学会(本社:長野県長野市、理事長:小林経明、以下信学会)が運営している現役高校生向けの予備校「信学会グリーンクラス」長野県内の全8校において、2023年4月より導入決定したことをお知らせいたします。

「信学会グリーンクラス」は、第一志望へ現役合格を目指す高校生のための信学会予備学校(長野予備学校、信州予備学校、上田予備学校)の進学指導コースです。進行中の大学入試改革や個々の生徒に合わせて学力と対応力を最大限に高めることができる教師陣を揃えています。東京大学京都大学医学部医学科をはじめとした難関大学や地元信州大学への合格実績は、長野県下No.1です。

2023年4月より「信学会グリーンクラス」長野県内の全校で「Studyplus for School」を導入。無料プランで使用できる「教室管理システム」の入退室管理機能や、有料プランの「学習管理システム」機能を活用しながら、先生が生徒一人ひとりの学習を支援するコーチングを強化します。

スタディプラスは「Studyplus for School」を通じて、「信学会グリーンクラス」における、個別最適な学びの実現に向けた支援を行ってまいります。



■ 「Studyplus for School」導入に関する両社からのコメント

・学校法人 信学会 学校事業部 課長 細谷 智彰
スタディプラス株式会社の皆様には、テスト運用の段階から親身に相談に乗っていただき、様々ご対応いただいきました。心より感謝申し上げます。学びの自動化や非同期化、そしてコーチングの重要性の高まりなど、学習支援のあり方には多様な変化が見られますが、そうした中で、私たちの提供するサービスについても再評価し、新たな着想を得ることができました。日々の授業に加え、個別サポートの面でも充実を図り、あらたなチャレンジを通じて、在籍する生徒様の目標実現のため、教職員一同励んでまいります。

スタディプラス株式会社 取締役COO 宮坂 直
長野を代表する予備校である信学会予備学校様に「Studyplus for School」を全教室でご導入いただけることを大変嬉しく思います。信学会予備学校様は、先生が指導業務と担任業務をどちらも担い、生徒一人ひとりを大切にされています。今回の「Studyplus for School」の導入により、いつでもどこでも先生が生徒の様子がわかるようになることで、先生のヒアリングの時間を削減しながら、アドバイスの時間を増加できるようにご支援して参ります。


■ 「Studyplus for School」導入に関するインタビュー(学校法人 信学会 学校事業部 課長 細谷 智彰)

ー「Studyplus for School」導入の背景について

信学会グループは、幼稚園・専科教室・小学生・中学生・高校生・予備校生など、幅広い対象にサービスを提供しており、長い期間を通じて生徒との関わりを持つのが特徴的です。地域社会と共に歩み、この度、創業70周年を迎える事となりました。

組織全体としてDX(デジタルトランスフォーメーション)を図る中で、各部門にふさわしいLMS(Learning Management System、学習管理システム)を探し求めていました。幼児から高校生まで、対象によって必要とされる学びのログは様々ですが、高校生向けには学習記録や単元ごとの習熟度が分かるものが必要だと考えました。また、信学会グリーンクラスの強みを最大限活かせるものを、と吟味したところ、「Studyplus for School」に辿り着きました。学習管理アプリ「Studyplus」を既に使用している生徒もいたため、導入のしやすさもありました。

高校生向けの塾・予備校においては、先生は授業に専念し、教務スタッフと分業するような教室も多いかと思いますが、「信学会グリーンクラス・予備学校」では、常勤の授業担当の先生が担任業務を担っている点が特徴です。授業以外でも、1年を通じて生徒の質問対応、添削指導をしたり、ときにメンタル面でのサポートをしたりと、生徒と共に多くの時間を過ごしています。学習ペースをつくる日々の授業の質の高さはもちろん重要ですが、それに加えて、大学合格に必要とされる学習全般にもあらゆる方法で関わりを持ち、積極的に役割を果たすことこそが、真に重要であると考えます。がんばる生徒ひとりひとりの夢の実現に付き合う、そんな組織でありたいと思います。

我々が提供する指導に、「Studyplus for School」を導入することで、日々の学習管理や成績管理を組み合わせることができるようになり、生徒対応、特にコーチング面を大幅に強化できると考えています。


ー 「Studyplus for School」の活用方針や期待する効果

生徒とのコミュニケーション面で、大きな期待をしています。
昨年からトライアルで運用を開始していますが、生徒の学習時間や使っている教材が可視化されて、日常的にどんな勉強をしているかがわかるようになった結果、生徒とのコミュニケーションにも良い変化が表れています。
たとえば、ある高校2年生の生徒の勉強状況を確認したところ、2月から志望大学の赤本を解いていました。教え手としては、過去問を解くには時期尚早に感じましたが、話を聞いてみると入試改革が進むことや周囲の声に焦りを感じ、闇雲にハイレベルなものに手を出していたそうです。当然問題は解けず、傾向分析や対策を講じることもできず、実力の無さに落ち込んでいました。
こうした迷いや悩みはよく聞かれます。それだけ、今の自分に適した方法を見つけて取り組むこと、タイミングの見極めや全体スケジュールを考えることは難しいのだと思います。

その生徒はその後、担当の先生と話し合った上で、勉強の方針が定まり、今は迷いなく勉強を進められるようになりました。決めた方針を元に、その後に生徒が日々どんな勉強を進めているかも「Studyplus for School」ではモニターできます。「信学会グリーンクラス」の指導方針に合う形で、「Studyplus for School」を活用できると思います。

今後は、学習時間や教材の管理、入退室記録を付けることを教室にしっかりと定着させた上で、「教材配信システム」のドリル機能やさまざまな機能も活用していきたいと考えています。
「Studyplus for School」を使うことで、提供できるサービス全般のレベルを向上できるのではないかと感じています。


■ 「Studyplus for School」リニューアル概要
2023年4月より大幅リニューアルして提供する「Studyplus for School」のコンセプトは、「デジタイゼーション」、「デジタライゼーション」、「デジタルトランスフォーメーション」の3つです。

- デジタイゼーション(Digitization)
- 入室記録、出席記録、面談記録、生徒家庭連絡など、教育機関がこれまでアナログで管理していた情報をデジタル化します。
- デジタライゼーション(Digitalization)
- 生徒への課題や宿題の配信、学習進度表の配信など、教育機関がこれまでアナログで実施していた業務をデジタル化します。
- デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)
- あらゆる学習ログを一元化・可視化し、先生の業務負荷を軽減しながら、生徒一人ひとりの学びの個別最適化を実現します。


リニューアルに伴い、新たに提供を開始する無料プランでは、「デジタイゼーション」に対応する「教室管理システム」(今までは有料で提供)、「デジタライゼーション」に対応する新機能「教材配信システム」を無料で利用することができます。


◆無料プランで使用できる2つの機能

機能1. 「教室管理システム」
今まで有料で提供していた「教室管理システム」を無料で提供します。生徒の入室、出席、予定、成績などの管理や、保護者・生徒との連絡など、多岐にわたる業務をデジタル化できます。


機能2. 「教材配信システム」
AIドリルを生徒に配信できる「教材配信システム」に新たに対応し、無料で提供します。

「Studyplus」アプリ上での「ドリル」の画面イメージ

「教材配信システム」の「ドリル」機能は、生徒が「Studyplus」アプリ上で選択式・記述式のデジタルドリルを解くことができる機能です。学習後は、定着度が可視化され、その定着度合いに合わせてAIが自動で問題配信をします。そのため、生徒一人ひとりに合った効果的な学習が実現可能です。

「Studyplus for School」上での「ドリル」教材の学習進捗画面イメージ

ドリル」教材で行った学習は、進捗度合いや定着度など学習量・質ともに「Studyplus for School」の管理画面上で確認やフィードバックができます。(※学習進捗画面は有料でお使いいただける画面です。)

スタディプラスは、「Studyplus for School」の無料プランの提供を通じて、今後は教育機関10,000校以上への導入を目指してまいります。


■教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」 概要
スタディプラスが提供する「Studyplus for School」は、生徒と先生を学習管理アプリ「Studyplus」でつなぎ、生徒の日々の学習ログを先生が見守り助ける、教育機関向け学習管理プラットフォームです。紙の教科書や参考書からデジタルの映像教材や演習教材まで、あらゆる学習ログを一元化・可視化することで、先生の業務負荷を軽減しながら、生徒一人ひとりの学びの個別最適化をご支援します。文部科学省CBTシステム「MEXCBT」と接続する学習eポータル。
2023年4月より大幅リニューアルし、生徒の入室、出席、予定、成績などの管理や、保護者・生徒との連絡など、多岐にわたる業務をデジタル化できる「教室管理システム」と、AIドリルを生徒に配信できる「教材配信システム」が使える無料プランの提供を開始。
現在、全国の学校や学習塾など約1,500校以上に導入されています。
https://for-school.studyplus.co.jp/

スタディプラス株式会社 概要

  • 所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階
  • 代表取締役:廣瀬高志
  • 事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」、電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」の運営
  • 設立:2010年5月20日

配信元企業:スタディプラス株式会社

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