『ゴッドタン』『あちこちオードリー』（テレビ東京）などを手掛ける敏腕テレビプロデューサー・佐久間宣行が、昨年から総合プロデュースを務めるアイドル・ラフ×ラフ。
９日（木）、"アイドルの聖地"と呼ばれる池袋・サンシャインシティ噴水広場でお披露目イベントを開催し、大観衆の中、華々しいデビューを飾った。
ラフ×ラフは昨夏２ヵ月にわたって行なわれたオーディションで選ばれた、齋藤有紗、佐々木楓菜（ふうな）、高梨結（ゆい）、永松波留、夏目涼風（りょうか）、林未梨（みり）、日比野芽奈（めいな）、藤崎未来（みく）、吉村萌南（もなみ）の９名で結成し、12月に始動したばかりのグループ。
これまで、佐久間Ｐが監修するグループの公式YouTubeチャンネルで、テレビ顔負けのバラエティ企画を数々行なってきた彼女たちだが、ファンの前に姿を現したのはこの日が初。
会場となった噴水広場には、イベント開始数時間前からぎっしりとファンが集まったほか、地下1階から地上３階まで吹き抜けとなった通路にも多くの観客が足を止めていた。
いよいよイベントがスタート。メンバー紹介のVTRとともにクールな黒衣装をまとったメンバーが登場し、デビュー曲である『100億点』を披露。
オーディション当初から彼女たちを見守ってきた佐久間Ｐが「こういう人生を送ってほしい」と願いを込め、初めて描き下ろした歌詞を、見事なフォーメーションダンスとともに歌い上げた。
パフォーマンスを終え、リーダーの齋藤が「まさかこんなにたくさんの人に見ていただけるなんて思ってなかった」コメントしていると、先述のYouTubeチャンネルで"公式お兄ちゃん"としてMCを務める東京ホテイソンがサプライズ登場。
たけるが「裏で見ていたけど完璧だった」とメンバーを褒める一方、ショーゴはファンが掲げていた団扇を手に取り「（団扇の文字が）佐久間Pはおかしいだろ！」とツッコミを入れ、笑いを誘っていた。
その後、次の衣装へ着替えるべくメンバーが数名ずつ舞台裏へ戻っている間、残りのメンバーはラフ×ラフおなじみの大喜利タイムへ。
「私が100億点あげたい瞬間は？」というデビュー曲のタイトルにちなんだお題に、吉村は「みんなが"もなみん催眠術"にかかってくれたとき」と、アイドルらしい回答。
その一方で、高梨は「確定申告を無事に終えたとき」と、この時期らしい回答を残し、東京ホテイソンのふたりから「素晴らしい」と褒められていた。
全員がグループカラーの"ひまわり色"の衣装に着替え終えると、メンバーは歌、ダンス、曲名など、すべてが初披露となる２曲目『ワタシイロ光る』をパフォーマンス。
藤崎は「デビュー曲で成長した部分をすべて注ぎ込みました。短い準備期間は大変だったけど、その中でも一番のものを見せられた」と自信をのぞかせた。
満足げなメンバーがファンクラブ設立を発表すると、突然、この日『ゴッドタン』の収録のため来られなかった佐久間PからのメッセージVTRが映し出された。
佐久間Pは彼女たちを「大事な今日の気持ちを忘れないでください。甘えることなく、謙虚さと努力を続けることで、どんどん目の前の人を魅了していってください」と激励しつつ、ファンに対しても「アイドルとファンという関係だけじゃなく、一緒にラフ×ラフというプロジェクトを盛り上げる仲間になってほしい」と呼びかけのコメント。噴水広場に大きな拍手を呼んでいた。
大成功のデビューイベントを終えた彼女たち。終了後の囲み取材で、佐久間Ｐにアイドルプロデュースを直談判した日比野は「今日を迎えることができて、素敵な８人と出会えてとにかく幸せな一日だった」、センターの永松は「今回のVTRでも佐久間さんの言葉は本当にひとつひとつが心に刺さる。忙しい中わざわざ送ってくださってありがたかった」と、それぞれ佐久間Pに感謝を示していた。
4月16日には池袋・harebutaiでラフ×ラフ初のワンマンライブが開催されることも発表。近日、チケットなどの詳細も発表される予定だ。
●ラフ×ラフ（Rough×Laugh）
2022年12月に始動した、佐久間宣行が総合プロデュースを手がける９人組のアイドルグループ。グループ名には「粗削りの"ラフ"と笑いの"ラフ"」「成長中の彼女たちがいろんな人を笑顔にする」という意味が込められている。
グループ公式 Twitter【@roughlaugh_o】
グループ公式Instagram【@roughlaugh_official】
グループ公式TikTok【@roughlaugh_official】
公式YouTube【@roughlaugh_official】
取材・文／アオキユウ（short cut） 撮影／武田敏将
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