今夏の去就が騒がしいMFエデン・アザール(32)が、レアル・マドリーへの想いを語った。ベルギー『RTBF』が伝えた。

チェルシー時代にはプレーメーカーとして2度のプレミアリーグ優勝や、2度のヨーロッパリーグ優勝などタイトルを獲得したアザール。2019年7月に1億1500万ユーロ(約164億6000万円)という破格の移籍金でマドリーへと完全移籍した。

大きな期待が寄せられていたアザールだが、マドリーでは度重なるケガによる離脱で期待を大きく裏切ることに。ここまで公式戦73試合で7ゴール11アシストという結果に終わっている。

今シーズンは大きなケガもなく、稼働できる状態でありながら、カルロ・アンチェロッティ監督の信頼を大きく失っており、若手の台頭も影響し公式戦7試合で1ゴール1アシストという淋しい結果に。ほとんどの時間をベンチで過ごすだけでなく、出場時間もほとんどない状況だ。

2024年夏までの契約がある中で、不良債権化しているアザールは今夏退団するという噂が浮上。マドリーにいても出番はかなり限られることもあり、本人にとっても残留する意味はほとんどないとされている。

そんな中、『RTBF』のインタビューでアザールが心境を語り、プレーする時間が欲しいと訴えるとともに、来シーズンもマドリーに残るつもりだと語った。

「僕は残りたい。僕はいつもそう言ってきた。プレーしたいし、ピッチで僕がまだサッカーをすることができると証明したい」

「みんなは疑問を持っている。それは普通のことだよ。僕はよく理解している。でも、僕にとっては来シーズンもここに居る。移籍は予定にはない。でもわからないものだね」

「何が僕の考えを変えさせてくれるだろうか。僕にはわからない。僕が考えているのは、プレーすることだけだ。だから、ここを去ることなど考えていない」

「僕は何かをもたらすことができる。そう感じているし、それだけだ。僕が少しでも活躍すれば、また信用してもらえる。もしかしたら、僕を外していたことは間違いだったと思ってもらえるかもしれない。ただ、プレー時間が何分も必要なんだ」

また、プレーする時間があれば、しっかりとパフォーマンスを出せると主張。ベルギー代表でも見せたように、コンディションを上げるにはプレー時間が必要だと訴えた。

ワールドカップのように、1試合、2試合、3試合とプレーし、最高潮に達することができる。それだけが必要だ。3カ月プレーしなかった後、5ゴールを決めると言っているわけではない」

「でも、少し時間が必要だ。レアルでは…時間がない。僕はまだ貢献できると思っている」


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