サッカーの母国イングランドで思わぬ出来事があった。イギリスデイリー・エクスプレス』が伝えている。

12日、リーグ2(イングランド4部)の第36節、ニューポート・カウンティvsブラッドフォードの一戦が行われた。

予期せぬプレーが生まれたのは0-0で迎えた21分。ニューポート・カウンティのロングボールが流れたところをブラッドフォードのGKハリー・ルイスが難なくキャッチし、攻守が入れ替わると思われた。

しかし、ニューポート・カウンティの選手たちが抗議。実はルイスのポジションがボックスの外だったのだ。

なぜルイスが堂々とボックスの外でキャッチしたのかというと、勘違いが原因。ニューポート・カウンティのスタジアムはラグビーチームと共有で使用されており、ラグビーの試合で用いられる22メートルラインが残ってしまっていたのだ。

このプレーについて、故意ではなくラグビーの線と勘違いしたことが原因だと認められたのか、決定機ではなかったということなのか、主審はルイスにイエローカードを提示するにとどまった。

なお、試合は1-1の引き分け。前半半ばの時点で退場となっていたら試合展開は大きく変わった可能性が高いだけに、重要な判定だった。

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