2022年末にコンビを解散した、オジンオズボーンの篠宮暁が登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:00-9:30、第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後~/ABEMA SPECIALチャンネル)の3月10日の放送では、ABEMAオリジナル企画「お笑い研究部」最新作「篠宮が東京03みたいになりたいを考える」を公開した。

【写真】オジンオズボーンの篠宮暁が登壇した反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」

本番組では、2022年11月4日、11日に放送された「オジンオズボーン篠宮の今後を考える」で、“コンビ解散後のピンネタの活かし方”など、篠宮の今後について、研究部メンバーたちと話しあった。

そして、本放送では、2022年の12月いっぱいでコンビ解散となり、2023年からピン芸人として活動していくことになった篠宮が、再び番組に登場し、“既存のコンビに加入してトリオになりたい”という依頼のため、篠宮が本当に加入したいと思うコンビを見極めるべく、“逆オーディション”を行った。

番組オープニングでは、“すでにあったコンビにピン芸人が加入する”というトリオの成り立ちを持つ代表例として、東京03を挙げた篠宮は、同じような経緯でトリオを結成した成功例として、ネプチューンハナコもそうであると説明し、「活動していたコンビに起爆剤として新たなメンバーを加えることで、良い方向に転がり出したトリオがいっぱいいます」「実力はあるものの、イマイチ存在が地味なコンビに、新メンバーとして加入したいと考えております」と意気込む。

そこで今回は、篠宮が加入したいと思っているわらふぢなるおラブレターズにゃんこスタージグザグジギーの4組を招集し、篠宮がそれぞれのコンビとトリオネタに挑戦、最終的に“もっとも加入したい”と思ったコンビに正式に加入のオファーをする“逆オーディション”していった。

■わらふぢなるおとのネタ披露では

1組目、わらふぢなるおとのネタ披露では、篠宮が「最高でした」「手応えありました」と満足げに語った一方、わらふぢなるおのツッコミ担当の口笛なるおは「邪魔ですね」と即答し、笑いが起こる。

また、「篠宮さんの良さが消えている」との意見が出ると、篠宮は「(わらふぢなるおの)ネタ、めっちゃ好きなんで、このネタ入りたいと思ったけど、“あんまりくずしたくない”っていう自分もいた」と弁解すると、思わず「じゃあ入るなよ!」とツッコミを入れた研究部メンバーだった。

■「完成されてる」

続いて2組目には、ツッコミの塚本直毅、ボケの溜口佑太朗からなるラブレターズが登場し、篠宮は、ラブレターズはふたりともが小柄なため、ネタや世界観がこじんまりして見えると持論を語り、「どっちかは背が高かったり、凸凹があったほうがいい」と自身が加入する意義を説く。

その篠宮の意見にラブレターズのふたりは反発しながらも、エアロビクスの大会を舞台に、溜口が大会に出場する選手、篠宮がその選手の先生役で登場するコラボレーションネタを披露する。

ネタ終了後、生徒役のHKT48田中美久は、「メッチャメチャおもしろかったです!」と絶賛しつつも、「(ラブレターズが)最初出てきた時、想像よりも小さくて、ネタがぜんぜん入ってこなかったんですけど…」とのコメントに、「ファン減るぞ」「あんたも小さいんだからな!」と苦しまぎれに悪態をついた溜口に、周囲は「やめろ、やめろ!」と苦笑したが、田中が「それを超えるおもしろさで、本当におもしろかったです!」と続けると、ラブレターズは安堵の表情を浮かべていた。

その後、アルコ&ピースの平子祐希の「デュエットの部分も見てみたかった」との言葉をきっかけに、即興で篠宮と溜口が一緒に踊るエアロビネタを披露することになると、予期せぬ展開と絶妙なかけあいを見せ、教室は爆笑となり、オードリー若林正恭も「アドリブとは思えない」「完成されてる」と圧倒された即興ネタを見ることができる。

ラブレターズのネタを絶賛しつつも「想像よりも小さくて、ネタがぜんぜん入ってこなかった」とコメントしたHKT48の田中美久/(C)AbemaTV,Inc.