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「『スッキリ』17年間お疲れ様でした。最後まで駆け抜けてください!」

3月15日、朝の情報番組『スッキリ』に登場したのは歌手の森山直太朗(46)。今月末で17年の歴史に幕を閉じる同番組では、『THIS is SUKKIRI“ほぼ毎日”LIVEフェス』と題して連日、人気アーティストの生ライブをおこなっている。森山はこの日、卒業ソングの定番となっている代表作『さくら』を熱唱。アシスタントを務める同局アナウンサーの森圭介(44)が号泣するハプニングも――。

そんな森山は、雑誌『OCEANS』が9日に配信したインタビュー記事で、自らの壮絶な闘病体験を語っていた。

「僕は覚えてないんですけど、看病してくれていた家族によると『お前、もうあっちに行ってくれ。いるのはわかってるんだよ! お前がそこにいるのは分かってんだよ!』って言い続けていたらしくて……」

同記事で森山は’21年の夏に新型コロナウイルスに感染したといい、「40度の熱が10日10晩」続いたことを明かしている。死を意識するほどだったという森山は「漆黒の森の中を3人の大男に追われ続ける夢」を見たといい、冒頭のように家族のそばでうなされていたという衝撃のエピソードも話している。

また’19年には、精神的な負荷がたたって顔面麻痺や発声障害にもなったとも告白。そんな森山をいちばん近くで支えた“家族”とは、同い年の妻で、ピアニスト兼作曲家の平井真美子さんだ。

新型コロナウイルスに感染した森山さんは、精神的にも衰弱し『もう歌えなくなるかも』とすら思ったそうです。しかし平井さんはコロナ禍のなかでも、できる限り森山さんの闘病を支え、心から回復を祈念していたといいます。森山さんが顔面麻痺や発声障害になった際にも、“二度とステージに立てなくなるかもしれない”という焦燥感に“絶対大丈夫”と懸命にフォローしていたそうです」(音楽関係者)

本誌は’22年6月、森山と平井さんの“手つなぎデート”を目撃している。コーヒー片手に手をつなぎ、都内の住宅地を仲むつまじく歩いていた2人。嬉しそうに話す平井さんに対し、森山は聞き役に徹していた。’18年5月に結婚した2人は、結婚5年目でもアツアツだった。

「真美子さんはふんわりとした柔らかい雰囲気の方です。直太朗さんは曲作りのため、自分で購入した山梨県にある山小屋に“山籠り”することもありますが、寛容な真美子さんは直太朗さんの自由な姿を受け入れています。そんな彼女に、直太朗さんは絶大な信頼を寄せています。

また真美子さんは結婚前にお姑さんの森山良子さん(75)とも仕事をしたことがあったので、嫁姑関係は当初から良好そのもの。家が近いので良子さんのほうから直太朗さん夫婦を食事に誘うこともあるといいます」(森山家の知人)

連続して襲い掛かってきた病魔をともに乗り越えた森山と平井さん。2人の愛は、季節問わずに咲き誇ることだろう。