銀河一の落ちこぼれチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”たちの活躍を描くシリーズ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が、全米公開5月5日(金)に先駆け、5月3日(水・祝)より日本公開。このたび、ピーター・クイル役の山寺宏一を始め、日本語吹替版キャストの続投が発表となった。

【写真を見る】最後ももちろんおなじみの面々が集結

数々のヒーローを誇るマーベル・スタジオの中でも、クセが強くてワケありだらけのキャラクターが集結した“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”。かつてアベンジャーズの一員としてサノスを倒し世界を救ったものの、最愛の恋人ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)を失ったショックから立ち直れないスター・ロードことピーター・クイル(クリス・プラット)と、ガーディアンズの仲間たち。そんな彼らの前に、銀河を完璧な世界に作り変えようとする恐るべき最凶の敵“ハイ・エボリューショナリー”が現れ、ロケットに命の危機が迫る。家族を超えた絆で結ばれた大切な仲間の命を救うカギは、ロケットの知られざる過去に隠されていた。いま、最強の落ちこぼれチームvs最凶の完璧主義者の全銀河の運命をかけた最後の戦いが幕を開ける。

1作目の冒頭を見て“1秒で好きになった”とシリーズを振り返るガーディアンズのリーダー、クイル役の山寺は「こんな面白いエンターテイメントがあるのかというくらい大好きだし、ピーター・クイルという役も好きなので『ガーディアンズ』シリーズとしては最後というのは本当に寂しいのですが、最後ですから全力で挑みたいと思いますし、自分の代表作にしたいと思っています」と語り、最新作への気合いも十分。本作で物語の鍵を握るとされるロケット役の加藤浩次もシリーズ1作目のころを振り返り「9年経つと狂犬感もずいぶん薄れているんですよね。でも今回はラストですから、心の底に沈んでいる狂犬をもう一回呼び戻して、アフレコしたいと思ってます。それくらいロケットに思い入れもある」と、こちらも本作で生み出されるであろう一つの結末へ向け、ユーモアたっぷりに熱い決意を見せた。

2作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17)からの参加となったマンティス役の秋元才加は「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』単体での集大成ということで私自身がファンとしても寂しい気持ちもありますが、作品が続くごとにギャラクシーチームも存在感が大きくなってるなと感じるので、すごく楽しみにしています」と本シリーズへの想いをにじませる。さらに遠藤憲一朴ろ美楠見尚己、森夏姫、土田大悠木碧らの豪華顔ぶれも続投が決定し、「僕はグルート」のセリフを駆使しグルートを魅力たっぷりに演じてきた遠藤からは「『私はグルート』しか⾔わないと聞き、それは面白そうだとスタートした『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。いろんな年代のグルートが登場して楽しかったです。これが最後になると思うととても寂しいですが、本作でも精一杯、⽊になって頑張ります!」とコメントが寄せられた。

また、「エンドゲーム」で死をとげながらも予告編でまさかの再登場を果たし、ファンも驚きと歓喜で期待が膨らむガモーラ役の朴ろ美は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3の収録のお話をいただきいまとても驚いています。『ガモーラ、生きてるの!?』と。嬉しい気持ちでいっぱいになりましたが、まだ台本も映像もいただいていないので、本当のところどうなのかまだ私はわかりません(笑)ですが、ガモーラを演じることには変わらないわけで、どんなガモーラでも、しっかり彼女と心を合わせて務めたいと思っています。しかもラストシリーズ。銀河にラストバトル響かせます!」と、ファン同様に驚きつつ、ラストへの強い意気込みを語っている。ドラックス役の楠見尚己は「銀河一の落ちこぼれチームで、また一緒に冒険の旅に出られること、凄く凄く嬉しいです」、ネビュラ役の森夏姫は「たくさんのものを失い、それとともに変化していったネビュラというキャラクターがとても愛おしいです。最強のエンディング、心から楽しみにしております!!」、そしてクラグリン役の土田大は「初回はちょっとしか出番がなかったクラグリンでしたが、回を追うごとにいい役になってっちゃって私びっくりしています!今回もがんばりますぜ!」と気合十分の様子。

さらに、ディズニープラスにて、昨年末に配信された「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」で初登場を迎えた宇宙犬コスモ役の悠木碧は「はたしてどんなストーリーになっていくのか…!宇宙の守護者達の奮闘をお楽しみに!!」と、シリーズラストに向け、喜びと意気込みを語っている。

MCUとしてはさらなる拡張を見せるフェーズ5へ突入しつつも、シリーズとしては最後となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』。落ちこぼれチームから始まった“ガーディアンズ”は銀河を舞台にどんな戦いを見せてくれるのか?公開まで期待は高まるばかりだ。

■<スタッフコメント>

山寺宏一(ピーター・クイル役)

マーベルの中でもちょっと異質で、一番笑えて泣けるんじゃないか。1のとき、見て1秒で好きになったんです。音楽も素晴らしい!こんなに面白いエンターテインメントがあるのかというぐらい大好きだし、ピーター・クイルという役も大好きなので、『ガーディアンズ』シリーズとしては最後という

のは本当に寂しいですが、最後ですから、本当に全力で挑みたいと思いますし、自分の代表作にしたいなと思っています。いままでガーディアンズに触れてこなかった人も、ここからでも観てもらえるくらいのブームを日本で巻き起こしたいと思います!」

加藤浩次(ロケット役)

「アフレコをしてはじめて作品を観た時に、“面白いなこれ!”“本当にすごい作品とったな!”と思った記憶があります。9年前はまだ僕も“狂犬”みたいなものが残っていたので、”狂暴なアライグマ”役をノリノリでやらせていただいてました。ただ9 年経つと狂犬感もずいぶん薄れているんですよね。でも今回ラストですから、心の底に沈んでいる狂犬をもう一回呼び戻して、アフレコしたいと思ってます!それくらいロケットに思い入れもあるので、うちに秘めた狂犬を炸裂してやろうと思ってます!」

遠藤憲一(グルート役)

「『私はグルート』しか⾔わないと聞き、それは面白そうだとスタートした『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。グルートは『アベンジャーズ』などいろんな作品にもお邪魔しているので、その都度声をあてさせてもらいました。いろんな年代のグルートが登場して楽しかったです。ジェームズ・ガン監督や本家メンバーが来日して、みんなでプロモーションしたのは良い思い出です。これが最後になると思うととても寂しいですが、本作でも精一杯、木になって頑張ります!」

秋元才加(マンティス役)

「前作『リミックス』から参加させていただきましたが、まだそんなにマーベルに詳しくなかった時に、コミコンで『ガーディアンズ』のブースを見て、ロケットとグルートのキャラクターがかわいいなと思っていたら、その作品に自分が参加できることになって、めちゃめちゃ嬉しかったのを覚えてます!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』単体での集大成ということで、私自身がファンとしても寂しい気持ちもありますが、作品が続くごとにギャラクシーチームも存在感が大きくなってるなと感じるので、すごく楽しみにしています」

朴ろ美(ガモーラ役)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3の収録のお話をいただきいまとても驚いています。『ガモーラ、生きてるの!?』と。嬉しい気持ちでいっぱいになりましたが、まだ台本も映像もいただいていないので、本当のところどうなのかまだ私はわかりません(笑)ですが、ガモーラを演じることには変わらないわけで、どんなガモーラでも、しっかり彼女と心を合わせて務めたいと思っています。しかもラストシリーズ。銀河にラストバトル響かせます!」

楠見尚己(ドラックス役)

「銀河一の落ちこぼれチームで、また一緒に冒険の旅に出られること、凄く凄く嬉しいです。ドラッグスのキャラクター説明!『猪突猛進タイプの破壊王!』もの凄く力が強く、異常なほど頑丈さが取り柄で、これと⾔って特別な能力も持ってない、生身の体を持つドラッグスですが、凶悪凶暴悪辣非道!かと思えば、仲間想いの優しさ、お茶目さ、大笑いして、大泣きして、感情の起伏の激しいドラッグスを楽しく演じさせていただいております」

●森夏姫(ネビュラ役)

「最終作となる本作、どんな結末を迎えるのだろう??きっと、誰もが『この映画を観てよかった!』と思える作品になると信じています。だって今までもそうでした!何度でも見返したくなる、陽気で、ちょっとおセンチで、キレキレのギャグもある、最高のエンタメムービー。それが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』!一作目から約9 年。たくさんのものを失い、それとともに変化していったネビュラというキャラクターがとても愛おしいです。最強のエンディング、心から楽しみにしております!!」

土田大(クラグリン役)

「初回はちょっとしか出番がなかったクラグリンでしたが、回を追うごとにいい役になってっちゃって私びっくりしています!収録本数こそ多くはない『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズですが、声がかかるたびに我が家に帰るような気持ちになるんですよね…なんでだろう?ヨンドゥの兄貴!今回もがんばりますぜ!ピロロ〜〜〜!」

悠木碧(コスモ役)

「『ホリデー・スペシャル』に引き続き、今度は本編にも参加出来るなんてめっちゃ嬉しいです!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』には他種族のキャラクターが出てきますよね。そんな彼らが種族を超えて家族になり困難を乗り越えていくように一視聴者として勇気をもらってきました。コスモは新たに、犬という種族として加わるわけですが、はたしてどんなストーリーになっていくのか…!宇宙の守護者たちの奮闘をお楽しみに!!」

文/サンクレイオ翼

朴ろ美の「ろ」は「王へんに路」が正式表記

最後の大暴れ!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』山寺宏一、悠木碧らの続投が決定!/[c] Marvel Studios 2023