人事のトータルソリューションを提供する株式会社ベクトルは、この度、男女500人対象に「仕事に行きたくない理由やタイミング、その時の対処法についてのアンケート調査」を実施いたしました。

休日明けの朝、出勤前に仕事のことを思い出して「仕事に行きたくない…」と感じることはないでしょうか。

通勤の満員電車がストレスだったり、そもそも仕事をすること自体が嫌になっていたり、仕事に行きたくない理由はそれぞれあるかと思います。

今回は「仕事に行きたくない理由」と、そう思ったタイミング、その時の症状、対処法などをアンケートで調査しました。「仕事に行きたくない!」と一度でも感じたことのある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

今回アンケートにご協力いただいた500人の、年齢や性別の割合は次の通りです。

●回答者の属性

まずは「仕事に行きたくない」と感じたことがあるかどうかをお聞きしました。

●多くの人が「仕事に行きたくない」と感じた経験あり!

なんと95%の人が「仕事に行きたくないと感じたことがある」という結果が出ました!

就業経験がある人にとっては、何日も連続で仕事に行くことが多いでしょうから、そのうち1日くらいは仕事に行きたくないと感じる日もありますよね。

「仕事に行きたくない」と思った理由についても確認しましょう。

●仕事に行きたくない理由ランキング!1位は「職場に苦手な人がいる」


1位から5位まで、次のような結果になりました。

仕事に行きたくない理由1位の「職場に苦手な人がいる」は、誰にでも起こりえる話だと思います。どんなに良い人でも相性はありますから、少しでも「この人とは合わないな」と感じてしまうことでストレスが増え、仕事に行きたくないと感じてしまいますよね。

2位の「疲れが取れていない」について、仕事の業務量が多く残業が続いているような状況では、翌出勤日に向けての意欲は出てこないことでしょう。

また、休日に家族の世話などがあり、仕事の疲れが抜けないまま次の出勤日を迎える場合も多そうですね。
仕事に行きたくない理由として、具体的な意見もいただきました。

●みなさんの仕事に行きたくない具体的な理由

  • ノルマが達成できていない月末は、本当に行きたくない
  • 職場に嫌いな人がいて、同じ空気を吸うだけで精神的に疲れると考えると憂鬱だった。
  • モンスター社員が居座って対人関係をことごとく悪化させている為、スムーズに仕事が進まず面倒な気苦労が生じている。
  • 職場の人で、あなたの顔見るとイライラすると言ってくる人がいた。
  • 職場に声が大きくて態度もでかく馬が合わない人がいて、憂鬱だった
  • 嫌がらせみたいにちくちく嫌みを言ってくる小姑みたいなおばさんがいた
  • 通勤ラッシュというものを経験したことがなかったので、大阪で唯一東京並みの通勤ラッシュがある御堂筋線に(2駅でも)乗るのもアフターワークに帰る(のはラッシュ時ではなかったけれど)も近くないのでしんどかった
  • 仕事でミスが続いてしまい、そこから人間関係など全てがダメになったように感じた
  • 上司が定年間際の方で考え方がとても古い為、仕事のやり方もとても古く効率が悪いです。パソコンで作業すれば10秒のところ、手書きで一生懸命しています。こちらからパソコンでの作業提案などプレゼンをしましたが、断固拒否といったところです。
  • 同じ部署に干渉癖のある人がいて、私のプライベートや上司との会話を常にチェックしてくる人がいて、その視線が本当に嫌だった
  • 業務量が多く休憩なしのサービス残業が平均して毎日4時間ほどと労働環境が悪かったため。
  • 職場でお互いに仲が悪い人がいて挟まれている私は居心地が悪い。
  • 納期に追われる生活に疲れてきた。
  • 一日が始まると終わりまでノンストップという感じで、同じ職場でも厨房のメンバーだけが休憩もまともに取らずに働き続けているのに、上の人間はそれを当たり前のように思ってる(厨房ってそういう仕事でしょ的な)節が言動の端々に感じられ、イラつくからです。つまり上の経営陣の無理解にやる気を削がれます
  • 複数人の育児と介護を同時に抱えていたため、緊急の病院や施設からの呼び出しや、子供の体調不良への対応で休まざるおえない日が多くありました。それと比例して、無視陰口がエスカレートしていき、しまいに仕事を辞めろ!と詰め寄られ責められたため、適応障害と抑うつ状態、不眠症で出勤できなくなりました。今は休職中です。
  • コールセンターなので、お客さんからの電話でクレームが多く、精神的に大変なので仕事に行きたくない。
  • 家事、育児、仕事の両立が大変で疲れがとれない。職場に悪口しか言わない人がいて聞きたくない。
  • 職場が暑いから。暑さが苦手で暑い中で掃除などしなければならないので体調が悪くなることが多い。
  • 時差出勤ができなかったので、満員電車に乗っていくのがひと苦労でした。自分の事しか考えてない人がたくさんいると感じ、憂鬱でした。
  • 子育て中というのもあり、自分の自由時間が殆どないので子供を保育園に預けても仕事があると思うと億劫だった

いただいた意見の中で最も多かったのが、やはり対人関係の悩みです。「なんとなく苦手な人がいる」というよりは、みなさん具体的に「こんな行動が嫌だ、嫌なことを言われる」という点が仕事に行きたくない気持ちに繋がっているようです。

また業務量の多さや、家庭や子育ての悩みがあり辛く感じている人も多いですね。

仕事に行きたくない具体的な理由としていただいた意見は、こちら(https://www.vector-up.com/media/sigoto-ikitakunai/)でも紹介しています。

続いて「仕事に行きたくない」と感じるタイミングについても聞きました。

●朝起きた時に仕事に行きたくないと感じる

「朝起きた時」が、仕事に行きたくないと感じるタイミングとして断トツで最も多いという結果になりました。

そもそも起床のタイミングは、起きたくない要因が山盛りですよね。睡眠不足でまだ眠い、寒くて布団の中から出られない、などとにかく快適な環境から抜け出せない人も多いはずです。

朝布団から出たくない気持ちが強すぎて、仕事に行きたくないと感じてしまう場合も多そうですね。

また「仕事に行きたくない」と感じた時にどんな症状があったのかお聞きしています。

●疲労感のある人が多数

疲労感が残る人が最も多く、次いで「症状はない」という人が多いという結果が出ました。

疲労感は多くの人が経験するかと思いますが、症状がないということは「精神的に仕事に行きたくない」という人が多くいると考えられます。

確かに頭痛や吐き気、腹痛などの身体的症状がある場合は、自分の体調を不安に感じる人が多くなるでしょうし、そこまでの症状があり仕事に行きたくないのであれば、早急に状況改善のために動く必要があると言えそうです。

仕事に行きたくない時の症状として、具体的に次のような意見もいただいています。

●仕事に行きたくない時の具体的な症状

  • 毎朝、同じ毎日が来ると思うと憂鬱で、勝手に涙が出てくることが多かったです。
  • お腹がくだりやすくなる。
  • 休みの日の夜にふと仕事のことを考えると、呼吸が浅くなり頭痛が出たりする。早く寝ようと思っても寝付けず布団でウンウン唸りながら寝られず焦ってまた呼吸が浅くなる。
  • 朝出勤する前、心臓とお腹が痛くなる。
  • 疲労感が強く残っており、出勤するための準備にやる気が起きない。
  • 会社に着くと汗が噴き出てくる
  • 布団に入っても全く眠れず、気付いたら明け方になっている日々が続いた。
  • 目眩がして立てなくなったので救急車で運ばれてそのまま入院しました。メニエール病だったそうです。
  • 明日も仕事か…と思うと帰り道に腹痛で動けなくなることがしばしば。職場に向かう途中最終的にホームに立っていて「飛ぼうかな」とふと思うようになった。
  • 一日中朝から夜中疲れて意識を失うまで、吐き気と腹痛に襲われて、死にたくなる気持ちでいっぱいになってしまう。
  • 息苦しくなり、上手く呼吸が出来ず、言葉を上手く発せなくなりました。
  • 電車を待っている時飛び降りたくなる
  • 最高に思い詰めていた時期は、仕事終わりの帰宅途中や帰宅後は無意識に涙が出ていた。また、出勤日の朝は、起床する気力が全くわかず、ギリギリまで布団の中にいた。
  • 車で通勤していたが極度の寝不足ストレスで運転中に眠たくなり何度も途中停車した。事故を起こしそうでこわかったです。
  • 通勤中に職場のことを考えたら自然と涙が流れていた。電車の中だったので一旦途中下車して駅のトイレで泣いた
  • 食欲がわかなくなり、どんなに疲れていても食べ物を体内に入れたくない。入れて吐くことはないが満腹になっても幸せな気持ちにならない。
  • 円形脱毛症になりました。あと、良性発作性頭位めまい症もおきました

眠れない、お腹が痛いなど、休職や退職で解決できそうな症状もありますが、病気の発症や駅のホームに飛び込みたくなる状況は大変危険です。

自分の置かれている状況に自分では気づきにくいことも多いですから、「仕事に行きたくない」と感じた時になにか症状があれば、第三者の視点でアドバイスをもらうのが良さそうですね。

仕事に行きたくない時の対処法についてもお聞きしています。

●諦めて仕事に行く人が最も多い

対処法として最も多いのが「諦めて仕事に行く」、次いで「割り切る」と基本的にはほとんど対処をせずに仕事へ行く人が多い結果になりました。

確かに仕事に行きたくないからと言って、「じゃあ転職しよう」「仕事を辞めよう」と考える人はなかなかいません。

みなさん生活のために働いている人がほとんどでしょうから、仕事から離れる選択ができないのは仕方がないことと言えます。

「仕事に行きたくない」と感じた時の対処法について、次のような意見もいただいています。

●仕事に行きたくない時の具体的な対処法

  • お金を貰うためだと割り切って働く。
  • 無理やり仕事をキャンセルして完全に休日にして、公園のベンチに座ってぼんやりとしたり、あてもなく近所を歩いて散歩。頭を空っぽにするように努めた。
  • むりやり頭を切り替えて働いてました。頑張ったご褒美に帰りにコンビニスイーツを買う!とか少しでも気分が上がることを考えました。
  • 友達と飲みに行って発散していました。
  • 音楽を聴きながら、仕事を楽しく感じられる努力をする。
  • 仕事が終わったらDVDを観ようとか、美味しいデザートを食べようとか、具体的な楽しみを探しました。
  • 原因となる人たちと距離を取り、怒られる回数を減らす。同時に、相談先を探して相談する。
  • 休みの日に友人に愚痴を言ったり、相談したりすることが多かったです。
  • 週末や仕事後に楽しみを作って、楽しみの為にとりあえず仕事に行く。周囲の人に話をして少し発散して、最後は会社はいくらでもあるから辞めればいいと思い、通勤中に転職サイトをみる。
  • リモートワークに切り替え、自宅でダラダラしながらパソコンで出来る作業をしていました。
  • お昼に美味しいご飯を食べるぞ、と自分を奮い立たせます。
  • 朝起きた時にギックリ腰になったと嘘をついて休む。
  • 職場でみんなで愚痴る。

基本的には、何かストレス発散できるものを作って仕事に行くという人がほとんどですね。ストレス発散方法は、友達や同僚と話をしたり、美味しいものを食べたり、休みを取ったりと人によって様々です。

割り切って仕事に行く人も多いですが、少しでもストレス発散して気分を持ち直せるほうが精神的にも安定しますよね。

仕事に行きたくないと感じた時は、ストレス発散に焦点を当てて対処法を探してみるのが良さそうです。

最後に、仕事に行きたくないと感じている人に向けてアドバイスをいただきました!

●仕事に行きたくない人に向けてアドバイス

  • まずはゆっくり休むこと、誰か自分の味方になってくれる人をみつけ、聞いてもらい共感してもらうことが大切だと思います。
  • 無理することはないでしょう。思い詰めるのは厳禁。さっさと職場を変えた方が良いです。
  • 様々な理由で職場に行きたくないときがありますよね。そんな時は、自分の中で解決しようとせず、周りの誰かを頼ることも良いと思いますよ。まずは、無理をせず、自分を大切にしてください。
  • 思い切って辞めるなり転職するなりした方が絶対幸せになれる。こんな簡単な仕事ができないなら他所では通用しないよ等言ってくる人は転職経験の無いひとだから気にしなくていい。
  • 無理をして身体を壊しては元も子もないので、休みながらやるのが良いです。
  • 体に不調が出るほどだったら、潔く休みましょう!
  • 疲れているときは一度とことん気が済むまで休んでみてください。中途半端に休むと疲れが継続してしまうのでメリハリが大事です!
  • みんな感じていると思います。自分の切り替えスイッチを見つけてみましょう
  • 結局転職しました。それが一番ラクだと思います。
  • 自分の好きなことを仕事にしている人はほんのわずかなので諦めて行ってください。休みの日にパーッとすっきりしましょう!
  • 人間関係は相手にしないことです。もうその人は病気で自分とは住む世界も違うと思ってます。
  • 無理しなくていい。やる気がない時は手を抜いて。最低ラインの仕事のこなし方でいい。
  • 自分の心を殺してまで耐えているのなら、そこまでする仕事なのか考えて、そうでなければ堂々とやめたら良いと思います。それは逃げではなく、勇気のある決断だと思います。
  • 自分の好きな事を見つけられるといいと思います。スイーツを食べる、買い物に行く、映画を見る、掃除をするなど。1番いいのは没頭できる趣味です。わたしはライブに行くのが好きなのでそれを楽しみに生きてます。でもそういう楽しみがモチベーションになります。
  • まずは頑張っていくべきだが、体調が崩れるくらいならすぐに休職または退職する!という気持ちで仕事をしたら気が楽。また、実際にその状況になったら遠慮なく休むべき
  • 早く転職を。必ず自分に合う仕事がある。
  • 気持ちを切り替えるのは難しいかもしれませんが意外と行ってみるとなんとかなることもあります。でもあまりにも辛い場合は転職なども視野に入れてみるのはどうでしょうか。
  • あまり思いつめないようにしましょう。たかが仕事です。どうしても合わないと感じたら辞めれば済むことです。
  • 行きたくなかったら行かなくても大丈夫です。自分が思っているより大したことをしてないので。

やはり無理をするのはダメですね。仕事に行きたくないと感じてどうしても辛い時は、休んだり転職したりと、自分の気持ちを最優先に行動してみてください。

●仕事に行きたくないと感じた時は無理せずできる範囲で!

仕事に行きたくない理由や対処法などをご紹介しました。

働いている人たちのほとんどが「仕事に行きたくない」と感じたことがあり、みなさん様々な対処法で乗り切っていることが分かります

仕事終わりの楽しみを作ったり、リフレッシュのために休んだり、誰かに相談してみたり…。どうしてもダメな時は、転職を検討するのも1つの手ですね。

「仕事に行きたくない」と考えているのは、あなただけではありません。みなさんが感じていることですから、思いつめてしまいそうな時はまずは誰かに相談してみてくださいね。

調査概要
調査日:2023年1月18日1月18日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査対象:一度でも就労経験がある方
調査人数:500人

■株式会社ベクトルについて
人事のトータルソリューション企業として、人事コンサルティング事業をはじめ、人材紹介事業、採用支援事業など、さまざまな事業を展開しています。
URL:https://www.vector-up.com

さまざまな悩みを解決に導く情報メディア「解決!ナビゲーター」(https://www.vector-up.com/media/)を運営。仕事が辛いと感じた時の原因や対処法(https://www.vector-up.com/media/onayami/)など、仕事に悩みがある人に向けて参考になる情報を掲載しています。

お金の悩みを解決できる有益情報お金を借りる方法(https://www.vector-up.com/media/okane-kariru/)や
数多くのクレジットカードの中から、自分に合った最良のクレジットカードが見つかるおすすめのクレジットカード情報(https://www.vector-up.com/media/creditcard/)、借金の返済に困っている方に、借金減額の仕組み(https://www.vector-up.com/media/debt-reliefsystem/)についても提供しています。

配信元企業:株式会社ベクトル

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