株式会社マンダム(本社:大阪市 社長執行役員:西村健)は、ミドル男性の中でも中心年代である「40代」にフォーカスし、ライフスタイルや心のありようをまとめた「40代ミドル男性白書」を、2016年よりブランドサイトにて公開しています。そしてこの度、2023年版を3月16日(木)に新たに公開しましたのでご報告します。
「40代ミドル男性白書」も今回で5回目の発行となりますが、コロナ禍という激変の時を経由し、40代男性の意識や行動にも大きな変化が伺えます。中でも、40代男性の「外見の自分磨き」に対する意識の向上や「いい大人はこうあるべき」という無意識の偏見「アンコンシャスバイアス」が見えてくるなど、現代ならではのミドル男性の姿が浮かび上がる結果となりました。

マンダムでは、ミドル男性向け化粧品ブランド「ルシード」を展開しており、いつまでも魅力的であり続けたい日本のミドル男性に、自由なおしゃれと身だしなみを提案しており、その浸透を図るため、2011年に3月16日を「ミドル(316)の日」と制定しています。

  • <ミドル男性白書2023 主なトピックス>
【1】コロナ禍の2年前からミドル男性の価値観が変化。外出自粛が緩和されはじめ、内面磨きから外見磨きへ意識が移り始めているミドル男性。

【2】40代は最も「かっこよくいたい」と思っているが、最もできないと思っている世代でもある。主な理由は「お金や時間の余裕のなさ」、「年齢」や「もう若くない外見」。

【3】大人はこうあるべしという“いい大人”バイアスが自分らしくかっこよくいたい気持ちに ストップをかけている?ミドル男性の7割が、自分のことを「イケてない」という自己評価。

【4】スキンケアに関しては化粧水や乳液などを習慣的に使う人が拡大。積極的なスキンケアは、オンライン会議の浸透によるものの可能性。

  • <ミドル男性白書2023 主なトピックス詳細>
【1】コロナ禍の2年前からミドル男性の価値観が変化。外出自粛が緩和されはじめ、内面磨きから外見磨きへ意識が移り始めているミドル男性。
前回調査(2021年)と比べ「自分磨きについての考え方」について40代男性は、「”外見を磨くこと”が幸福な人生のために重要なことだと思う」が7.8%上昇。また、「かっこいい男性像」についても、 “色気のある(+4.9%)” “身体能力が高い(+4.4%)”“若々しい(+3.9%)”などの外見に関する項目が上昇。アフターコロナに向けて、外見も磨きたくなっている傾向が見て取れる。

【2】40代は最も「かっこよくいたい」と思っているが、最もできないと思っている世代でもある。主な理由は「お金や時間の余裕のなさ」、「年齢」や「もう若くない外見」。
「普段から好きな格好をして、おしゃれを楽しみ、魅力的な自分でいたいと思うか」という問いについて、40代男性がトップとなった(40代男性:51.9% 次点/20代男性:48.5%)。さらに、「それができているか」を問うと、40代が最も“できない・あまりできない”と回答した(40代男性:24.3% 次点/30代男性:20.4%)。40代のミドル男性は魅力的な自分でいたい、つまり「かっこよくいたい」と最も思っている世代で、最もできないと思っている世代でもある。「かっこよくいたい」と思っていても、できない理由について、“自分のためのお金がない(50.8%)”“流行がわからず、どうしていいかわからない(42.9%)”が上位に。さらにその次に、“自分の年齢にあった格好をすべき(39.7%)”が高くなった。ミドル男性は「お金や時間の余裕のなさ」「年齢」「もう若くない外見」で諦めてしまっていることが見えてきた。

【3】大人はこうあるべしという“いい大人”バイアスが自分らしくかっこよくいたい気持ちにストップをかけている?ミドル男性の7割が、自分のことを「イケてない」という自己評価。
「普段の振る舞い」について40代男性は、“不快感を与えない格好(73.0%)”がトップ、“できるだけ失礼のない恰好(68.3%)”“自分がしたい格好よりも、仕事に相応しい格好(65.1%)”“清潔感のある、万人受けする格好(57.1%)”などが男性全体と比べて高く上位となった。つい他人の目を意識した格好をしてしまうのは、「いい大人」として周囲に失礼のない格好をすべきという気持ちのあらわれで、悪いことではないが自身に対するアンコンシャスバイアス、つまり“いい大人”バイアスが、「自分らしくかっこよくいること」と「役割を全うすること」の両立を妨げていると考えられる。さらに、「自己評価」では、40代男性は最も“イケてない(70.4%)”と自分を評価していた。 “いい大人”バイアスにより、つい周囲にあわせた格好をしてしまうなど自分の好きな格好ができないことが要因と考えられる。

【4】スキンケアに関しては化粧水や乳液などを習慣的に使う人が拡大。積極的なスキンケアは、オンライン会議の浸透によるものの可能性。
前回調査(2021年)と比べ「習慣的に使うことがあるもの」について40代男性は、“化粧水25.2%(+1.9%)”“乳液17.5%(+3.9%)”と徐々に利用が拡大している。また、「オンライン会議で自分の顔の映りが気になったことがある」のスコアが、40代男性は前回20.4%から今回30.6%と10%以上伸長しており、スキンケアの拡大についてオンライン会議の浸透が影響しているとうかがえる。

■目次
1. 40代ミドル男性の価値観
自分磨きについての考え方
 かっこいい男性像

2. 40代ミドル男性の実態
  かっこいい自分でいること
かっこよくできない理由
普段の振る舞い
かっこよくできないことの考察
“いい大人”バイアス
自己評価
スキンケア・ニオイケアの実態
スキンケア市場

まとめ

■公開日/URL
2023年3月16日(木)ルシードブランドサイトにて公開
https://www.lucido.jp/special/middlehakusho2023.pdf

配信元企業:株式会社マンダム

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