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 3月16日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は、東京ドームにて行われたイタリア代表との準々決勝に9-3で勝利。“負けたら終わり”の一戦を大差で制し、5大会連続の準決勝進出を決めた。米フロリダ州マイアミで行われる大一番では、メキシコプエルトリコの勝者と対戦する。

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 この日、「3番・投手」で先発出場した大谷翔平(28)は、投手としてイタリア打線を5回途中2失点に抑えると、打者としてもセーフティーバントを決めるなど3打数1安打。また、3回裏に岡本和真(26)の3ラン本塁打、7回裏に吉田正尚(29)のソロ本塁打が飛び出すなど、今回も活発な日本打線が力を発揮した。

 試合後、侍ジャパンの強さを目の当たりにした伊メディア『OA Sport』はレポートを掲載。今大会のイタリア代表について、「1次ラウンド通過という目標を達成し、2026年大会の出場権も得られたので、満足してトーナメントを終えられるだろう」と報じた上で、完敗となった日本戦の内容を振り返っている。

 記事内では、「2回までほぼ何も起きなかったが、3回以降、日本が猛威を振るい始めた」と記述。中でも2点を返した直後の5回裏、無死一、二塁から村上宗隆(23)、岡本の連続タイムリーが飛び出し、2-7となった場面に関しては、「イタリアにとってすべてが厳しいものになった」と脱帽するしかなかったようだ。

 14年ぶりの世界一奪還へ受けて、快調な勝ち上がりを見せる日本代表。果たして準決勝以降は、どのような戦いが見られるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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