2023年4月2日(日)歌舞伎座にて開幕する、歌舞伎座新開場十周年記念『鳳凰祭四月大歌舞伎。この度、昼の部で上演する『新・陰陽師の特別ポスターが公開された。

平安時代に実在した陰陽師安倍晴明を主人公に夢枕獏が描いた伝奇小説『陰陽師』を原作とする本作。歌舞伎座新開場の際にも披露されており、今回、新開場十周年を記念して、市川猿之助の脚本・演出のもと、次代を担う花形俳優が顔を揃え、上演する。

完成した特別ポスターは、猿之助扮する蘆屋道満からはいかにも怪しげな雰囲気が漂い、まるでその指先から伸びた糸で登場人物たちを操っているかのような姿が印象的。そして、道満が広げた手の下には、中村隼人安倍晴明、市川染五郎の源博雅、坂東巳之助の平将門、中村壱太郎の滝夜叉姫、尾上右近の興世王、中村児太郎の桔梗の前、中村福之助の俵藤太、中村鷹之資の大蛇丸ら総勢八人の個性豊かなキャラクターが並び、物語での活躍が今から待ち遠しい1枚となっている。

どんな公演になるのか、期待が高まるばかりだ。なお、特別ポスターは歌舞伎座ほかにて掲出される。

『鳳凰祭四月大歌舞伎』昼の部『新・陰陽師 滝夜叉姫』特別ポスター