佐賀県唐津市の中学校で、教師の肩や腹を蹴る、踏みつけるなど暴力を振るったとして、14歳の男子生徒が逮捕された。

 警察によると、男子生徒は16日午前9時半頃、授業中に許可なく教室から出て、50代の男性教諭と口論になる。すると、男性教諭と止めに入った60代の男性職員に対し突き飛ばす、肩や腹を蹴る、踏みつけるなどの暴行を加えた。

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 その後、別の学校職員が警察に通報。駆けつけた警察官が男子生徒を暴行の疑いで現行犯逮捕した。警察の取り調べに対し、男子生徒は容疑を認めているという。

 この事件に、ネット上では「どう考えても無断で外に出た男子生徒が悪い。それを注意されて暴力を振るうなんて、あり得ない」「こういう事件って、多かれ少なかれあるのだと思う。最近は少しでも教師が応戦すれば暴力と咎められるので、警察に通報するしかないんだろうね」「おそらくこの生徒の問題行動は初めてではないんだろう。教師たちもできれば警察には通報したくなかったのでは」などの声が上がる。

 また、「昔は体育教師が出て来て、押さえつけて説教するのが普通だった。時代が変わったと感じる」「イジメはもちろん、生徒の教師に対する暴力も内々で処理せずどんどん警察に通報し、相応の代償を負わせるべきだと思う」「教師の暴力と問題にされるかもしれないけど、やっぱりある程度教師にもやり返すことを認めて良いのではないか」などの意見も出ていた。

 生徒による教師への暴力も、体罰同様許されるものではない。

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