3月26日(日)に放送される史上最大の謎解き全国大会「謎解き日本一決定戦X 2023」(夜9:00-10:48、TBS系)に、かたせ梨乃、城田優、藤本敏史(FUJIWARA)がゲスト出演する。

【写真】「謎解き日本一決定戦X 2023」司会の今田耕司&小芝風花と、謎解きクリエイター・松丸亮吾

■8人の精鋭たちが、決戦の場で並外れたバトルを見せる!

同番組では、参加者7万人以上の中から勝ち抜いた上位8人が、決戦の場で頭脳バトルを繰り広げる様子を届ける。全ての謎を、謎解きクリエイター・松丸亮吾が率いるRIDDLER(リドラ)が作成。司会進行を今田耕司小芝風花が務める決勝大会では、城田主演の番組オリジナルの謎解きドラマや、マヂカルラブリーによるオリジナル漫才、ロバート秋山扮する謎解きクリエイターからも出題。さらに、アニメ「呪術廻戦」とのコラボ謎解きなど、さまざまなエンタメと融合した謎解きが出題される。

今回、収録の合間に、かたせ、城田、藤本が、それぞれ取材会に登場。興奮冷めやらぬ3人に、7万人以上のから勝ち抜いた8人による対戦の印象や、謎解きに目覚めたきっかけ、ひらめき力や想像力を高めるために意識していることなど、話を聞いた。

■松丸亮吾の解説に、かたせ梨乃「安心して帰れます(笑)」

――かたせさんは、前回に続いて今回も「謎解き日本一決定戦X」に出演されますが、収録を振り返っていかがでしたか。

かたせ:去年は謎解きドラマに出演させていただいたのですが、他の脚本に比べてセリフを覚るのに苦労したことを覚えています。謎解きを自分がちゃんと理解していないとセリフが覚えられなかったので、大変でした。

今回、スタジオで決戦の模様を見て印象的だったのは、スピードですね。正解を出しても、結局スピードで負けてしまう方もいるんです。今回は、前回よりもスピード感が増してスリリングだったので、ドキドキしながら見ていました。テレビでご覧の皆さんも、スピード感に圧倒されると思います。

――謎解きの面白さは、どういったところにあると思いますか。

かたせ:謎解きの答えは一つなんですが、そこに行き着くまでに考える方法がたくさんあって、一つの答えにたどり着くまでに色んな考えをしていくところがスリリングで面白いなと思いました。

――今大会のコミッショナーをされている松丸さんとは、これまで共演されたことはありますか。

かたせ:松丸さんとは、謎解きの番組などでご一緒させていただく機会がりました。松丸さんは、謎解きの解説を分かりやすく教えてくださるので、解けなかった悩みを家に持ち帰らないで済むんです。答えを知っても理解ができないと、その後もずっと気になるじゃないですか。松丸さんはそこをきっちりわかるように説明してくださるので、安心して帰れます(笑)。

――役者というお仕事も、謎付きに必要なひらめき力や、想像力が必要になってくるお仕事だと思いますが、かたせさんがそういった能力を高めるために意識されていることはありますか。

かたせ:固定観念を持たないことです。クイズだと、最初に頭にひらめいたら、それを引きずってしまって、 本当の正解を導き出せないということもあると思うんですけど、芝居でも、この役はこういう感じで演じようというのを自分で決めすぎてしまうと、現場に行って監督さんから指示があった時に、違う芝居ができなくなってしまうので。入口と出口をいっぱい作っておくということが芝居でも大事なので、謎解きもそうなんじゃないかな、と決勝戦を見ていてすごく感じました。

あと、謎解きも役者のお仕事も、経験が役に立つんだなと思います。知っているのと知らないのでは表現の仕方も違ってくるので、役作りをする上で作品や役柄に関連する資料を読みますが、謎解きをする上でも、経験値が大事になってくるのだなと感じています。

――最後に、注目してほしいポイントを教えてください。

かたせ:謎を解くだけではなく、秋山さんの謎解きVTRや「呪術廻戦」の謎解きなど、頭を使って考えるだけではなく、楽しめる要素がたくさんあるので、そういう部分も楽しんでいただけたらと思います!

城田優、落ち込んだ時の対処法を明かす「恋愛と一緒です(笑)」

――城田さんは謎解きがお好きということですが、謎解きの魅力はどんなところにあると思いますか。

城田:ひらめいた時の気持ち良さみたいなものは、何度やっても感じますし、毎回問題も答えも違うので、常に新鮮な気持ちで喜べるところが謎解きの楽しさだと思います。あとは、頭がいいとから答えられるとか、勉強が苦手だからできないということではなく、学歴関係なく楽しめるところも魅力です。

――普段から謎解きをする城田さんから見て、決勝戦で競い合う回答者の方々の姿はいかがでしたか。

城田:お手つきしたら0点という状況で、1、2秒で答えているところがすごいなと思いました! 謎を解いた後に合っているか確認すると思うんですが、分かったらすぐに回答ボタンを押す勇気や、怯まずに答えて正解するって、すごくかっこいいなと思いました。そういうところが、勝負強さも含めて7万人の頂点に残ってる理由なのかなと思いました。

――今回、オリジナルの謎解きドラマにも出演されていますが、謎解きドラマに出演してみていかがでしたか。

城田:今回の舞台が法廷のシーンがメインだったので、普段使わない言葉をスラスラ話したり、説明をたくさんするシーンがあって難しかったですね。普段出演する作品よりも緊張しました。

――そもそも、城田さんが謎解きに目覚めたきっかけは何だったんでしょうか。

城田:小学生の時に、「名探偵コナン」を読んでいたのですが、アミューズメントパークに行った時に、クイズ関連のコナンのイベントをやっていて。そのイベントに参加した時に興味を持ったのがきっかけですかね。そこから、自分で問題を出して答えるのが好きになりました。

謎解きが得意だと思われることもあるのですが、全然僕は解けないんで、ただただ謎解きが好きなだけなんです(笑)。実際考え始めると、テンパっちゃうしパニクっちゃう。今日はゲストとして出演したので、パネラーとして番組で謎を解いたり、謎解き会場で解いたりする時よりも緊張しないだろうと思って収録に臨んだら、緊張して全然解けないっていう…。

――どういう状況だと焦らずに解けますか。

城田:やっぱり、家でリラックスしている時が一番解けます。プレイヤーの方たちもおっしゃってましたけど、緊張しているかどうかが影響してくるので。テンパればテンパるほど焦ってしまって溶けないですね。

――問題が解けなかった時は落ち込んだり…?

城田:(食い気味で)めちゃくちゃ落ち込みます! できないくせに毎回果敢に挑むので、できないと丸一日落ち込みます…今日も既にへこんでいて (笑)。

――落ち込んだ時は、どうやって立ち直りますか。

城田:時間しか解決しないです! 恋愛と一緒です(笑)。

――今日は悔しい思いをされたとのことですが、過去に謎解きでうれしかった瞬間はありますか。

城田:テレビ番組で謎解きが出た時に、謎解きを普段からやられている方たちと一緒に解いた時に、10人以上の回答者が誰も答えられない中、僕が1番最初に答えを出せた時です。

■藤本敏史、回答者の意外な姿に親近感「頭が良すぎるが故に…」

――大会の途中ではありますが、収録に参加されてみていかがですか。

藤本:答える速さがすごいですね! 疑うつもりはないですけど、事前に問題聞いてるんじゃないかって思うくらいの速さで答えを出してくるので、ちょっと驚いています。

――さまざまな形で謎解きが出題されていましたが、印象的だった場面はありますか。

藤本:秋山ふんする謎解きクリエイターが出題者として出てきたのですが、キャラが濃すぎて問題が頭に入ってこない時があったので、出題者としてそこはどうなのかなと感じました(笑)。でも、回答する7人の方は笑いの部分には全く反応していませんでしたね。謎解きネタを披露したマヂカルラブリーも言っていましたけど、7人は全然ウケていなかったので、マヂラブは独特な空気の中で頑張ったなと思います。俺が同じ状況でネタをやってと言われたら、ちょっと無理です(笑)。

――最後に、注目ポイントを教えてください。

藤本:頭が良すぎるが故に、ケアレスミスをしてしまうこともあるんだということに驚きました。あとは、やっぱり答えを出す速さですね。今まで培ってきたノウハウや知識とか、色んなことを含めて力を発揮できているんだなと思うのですが、並外れた才能を発揮する場面がいたるところに出てくるので、是非そのすごさを感じてみてください!

「謎解き日本一決定戦X 2023」は、3月26日(日)夜9時放送

「謎解き日本一決定戦X 2023」にゲスト出演するかたせ梨乃(右から4番目)・城田優(中央右)・藤本敏史(右から3番目)/(C)MBS