マンチェスター・C所属のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、バーンリー戦の大勝を喜んだ。18日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 FAカップ・準々決勝が現地時間18日に行われ、マンチェスター・Cはホームで2部のバーンリーと対戦した。試合は序盤から主導権を握ったマンチェスター・Cが圧巻のゴールラッシュを演じる。センターフォワード(CF)で先発出場したハーランドが60分までにハットトリックを記録すると、その後はフリアン・アルバレス、コール・パルマーが追加点。6-0の大勝で準決勝進出を決めた。

 この試合の3得点により、ハーランドの今シーズンここまでの通算ゴール数は早くも「42」に到達。加えて、ハットトリックの達成回数は「6」に達した。データサイト『Opta』によると、同選手は1シーズンで40ゴール以上をマークした史上6人目のプレミアリーグ在籍プレーヤーになったという。また、今シーズン合計6度のハットトリックはいずれも本拠地『エティハド・スタジアム』で達成。同スタジアムで無得点に終わった試合数(5試合)を1試合上回っているという。

 昨年夏の加入以来、センセーショナルな活躍を続けているハーランドは「ここ最近は重要な試合が続いていた。代表チームの活動に入る前に7-0、6-0で連勝できたことは印象的だし、とても幸せだよ。バーンリーという強敵を相手に6-0で勝てたことは素晴らしい。本当に嬉しいよ」とバーンリー戦の大勝を喜びつつ、自身のゴール量産について次のように語った。

「すべてのゴールが僕にとって意味を持っている。でも、それはさほど重要なことではない。すべてのゴールはチームにとって大きな意味を持っているんだ。もちろん、僕はストライカーだし、ゴールを決めるのが大好きだ。でも、ゴールを決めることだけに集中しているのではなく、チャンスを得ることに集中しているんだ。良いチャンスを得れば、僕がゴールを決める可能性も高まるからね」

 マンチェスター・Cは、全コンペティションを通じて公式戦10試合負けなし、直近では6連勝中となっている。プレミアリーグでは首位アーセナルと「5」ポイント差の2位に付け、チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト8進出。そしてバーンリー戦の勝利でFAカップのベスト4進出も果たした。3冠達成への期待も徐々に高まる中、ハーランドはチーム状態への自信を次のように語った。

「今が一番良い時期だと思う。勝負どころだと思っているし、毎試合パフォーマンスを発揮する必要がある。特にここ数試合はまるで決勝戦のようだった。それこそが、僕たちがやってきたことだ。僕はそのことを誇りに思っているし、とても幸せだ。これ以上何を言うべきかはわからないよ」

今シーズン6度目のハットトリックを達成したハーランド [写真]=Getty Images