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米CBSロサンゼルスの放送局『KCAL News』の気象予報士アリッサ・カールソン・シュウォーツさん(Alissa Carlson Schwartz)が18日、生放送中に失神して病院に搬送された。当時の様子は米ネットメディア『TMZ』がいち早く報じ、生放送中に起きた事故に衝撃が広がった。

事故が起きたのは朝7時の『KCAL News』の冒頭で、ニュースアンカーのニッシェル・メディーナさん(Nichelle Medina)とレイチェル・キムさん(Rachel Kim)が「気象予報士に今後の天気を伝えてもらいましょう…」とアリッサ・カールソン・シュウォーツさんを紹介した直後だった。

当時の映像では、ニュースアンカーの2人が画面左側に小さく映し出される一方で、画面中央にはアリッサさんが腰の高さのテーブルに手を置き、立ったまま微笑んでいるのが見て取れる。

しかしニッシェルさんが話をしている最中に突然、アリッサさんは白目をむいて左側に傾き、そのままテーブルに顔を伏せると後ろに倒れてしまった。

ニュースアンカーの2人はアリッサさんの異変にすぐに気付かずにいるが、画面からアリッサさんの姿が消えた数秒後、ニッシェルさんが「コマーシャルブレイクにしましょう」と言って映像が切り替わった。

『TMZ』によると同番組はその後、生放送を中止して事前に録画していた宣伝用の番組を流して対応したそうで、アリッサさんは病院に緊急搬送された。

なおアリッサさんは2014年、別の放送局で収録中に嘔吐しており、検査の結果、心臓の弁の機能が低下する心臓弁膜症で、弁が完全に閉じずに血液が漏れて逆流してしまう状態であることが判明したという。その後のインタビューでアリッサさんは「医師に『いずれは心臓弁を交換する必要がある』と告げられた」と述べていたが、今回の失神が心臓の弁に関係しているかどうかについては明らかにされていない。

ちなみにアリッサさんは18日午後、SNSに「たくさんのテキストメッセージ、電話をありがとう。私は大丈夫よ」と投稿。『KCAL News』もTwitterで、アリッサさんは病院で回復中であることを伝えており、「早く良くなって!」「ゆっくり休んで」「あなたのために祈っています」「しっかりと検査をしてもらって!」といったコメントが多数届いている。

画像は『TMZ 2023年3月18日付「CBS L.A.’S KCAL NEWS METEOROLOGIST FAINTS ON LIVE TV …(KCAL)」』『Alissa Carlson Schwartz 2023年2月12日付Instagram「When people ask if I still have fun on the weekends…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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