4月10日(月)にスタートする木村拓哉主演ドラマ「風間公親-教場0-」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系※初回は夜9:00-10:24)の第1話ゲストに市原隼人内田理央が出演する。

【写真】交通事故で妻を亡くした益野紳祐を演じる市原隼人

同ドラマは、「教場」「教場II」で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは“風間道場”と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっている。

市原隼人演じる社長・益野紳祐の役どころは…

市原が演じるのは、機械部品製造工場の社長・益野紳祐(ますの・しんすけ)。妻を交通事故で亡くし、小学生の娘と2人で暮らしている益野は、母親の死後、娘が言葉を話せなくなり、喉の調子が悪く、度々苦しそうにすることを心配していた。益野の妻が亡くなったのは、妻と娘が横断歩道を渡っているところに、一時停止を無視して猛スピードで走ってきた車にひき逃げされたのが原因だった。ひき逃げ事件の犯人が捕まっていない中、自分の人生を台無しにした犯人のことを益野は恨んでいた。そんな益野にはひき逃げの犯人に心当たりがあった。市原は月9ドラマ初出演で、木村との共演は映画「無限の住人」(2017年)以来、ドラマでは初共演となる。

内田理央演じる謎の女性・日中弓の役どころは…

内田は謎の女性・日中弓(ひなか・ゆみ)を演じる。ある夜、弓はホストクラブオーナー・芦沢健太郎(あしざわ・けんたろう/久保田悠来)とタクシーに乗り込む。酒で酔っている芦沢の指示の元、タクシーは目的地へと向かうが、移動中に芦沢は弓に「俺の旅の記録だ」とタブレットの画面を見せる。その画面をみた弓は血相を変える。

そんな中、タクシーが急停止し、タクシー運転手が「急に飛び出しきた猫をひいてしまったかもしれない」と慌てて車から降りて出ていく。そして、車内に戻ってくると、弓は寝てしまっている芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示して、車から降りていく。指示された場所で芦沢を下ろそうとしたとき、タクシー運転手は芦沢が胸にナイフが刺さって死んでいることに気付く。ナイフは芦沢の指紋がついており、芦沢がポケットに忍ばせていたものだった。一緒に乗っていた弓はサングラスにマスクをしており、身元がわかる手がかりを残していない。タクシー運転手は、芦沢が「旅の記録だ」といって女性にタブレットの画像を見せていたと証言していた。内田の月9ドラマ出演は、2018年放送「海月姫」以来5年ぶりとなり、木村とは初共演となる。

刑事時代の風間が後輩刑事らと担当する事件を経て、点と点が結びつき、“風間道場”の先へとつながる線となっていく。そして、物語が終盤になるにつれ風間がいかにして“教官”風間公親に変貌を遂げたのか明らかになる。

市原隼人のコメント

今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです。そんな男が正義への概念を崩された先にたどり着く所は何なのか?そして、秩序と向き合う風間がなぜ教官になったのか?ひもとかれていく展開をお楽しみ下さい。

内田理央のコメント

「教場」シリーズを見ていたので、どんなストーリーなのか、一視聴者としてとても楽しみでしたし、そこに携われることをとても光栄に思います。生徒としてではなく、事件に関わる者として風間さんにお会いできるのを本当に楽しみにしていました。撮影現場は、やはり張り詰めるような緊張感がありましたが、木村さんを筆頭に携わっている全ての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている「教場」の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせて頂きました。私は第1話のストーリーが始まってすぐに出てくるミステリアスな女性の役として出演させていただきます。多くは語れないので、是非見ていただけるとうれしいです。

木村拓哉主演「風間公親-教場0-」に出演する市原隼人、内田理央/(C)フジテレビ