秋山竜次が、2024年放送スタートの大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合ほか)に出演することが発表された。吉高由里子主演、大石静が脚本を務める同ドラマは、紫式部を主人公に、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた女性の秘めた情熱と想像力、ひとりの男性への思いが描かれる。

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秋山は、“道長の先輩”藤原実資を演じる。藤原小野宮流の当主。有職故実(政治や儀式のしきたり)に詳しく学識がある。正義と筋道を重んじると同時に、プライドが高い頑固者でもある。道長(柄本佑)にとっては尊敬しつつも煙たい存在、という役どころだ。

■コントキャラみたいになってしまわないか心配です

――演じる人物の印象と意気込みをお聞かせください。

藤原実資さんの役をやらせていただくことになりました。個人的に実資さんは歴史の授業でも習った記憶がなく、ネタでもやったことがありません。ですが藤原道長さんの先輩にあたり、大変ユニークでなかなかやり手な方だったと聞いてワクワクしています。僕に実資さんが務まるのか心配ですが一生懸命やらせていただきます。コントキャラみたいになってしまわないか心配ですが…。

■出演できてめちゃくちゃうれしいです

――大河ドラマ初出演のお気持ちはいかがですか?

出演できてめちゃくちゃうれしいです。大河ドラマの思い出は小学生の時に初めて祖父と毎週毎週楽しみに見ていた、中井貴一さん主演の「武田信玄」(1988年)です。この姿を祖父に見せたかったです。

■“オモシロひげ”くらい書いて挑んでもオッケーにしていただきたい

――およそ千年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみについてお聞かせください。

コント番組で昔の格好をすることはありますが、大河のような本格的なセット、衣装、かつら、作法など初めてだらけです。そうそうたる俳優陣の皆さまの足を引っ張って邪魔しないよう頑張ります。ただ緊張しないためにも“オモシロひげ”くらい書いて挑んでもオッケーにしていただきたいです。

■映画村に行って蜂に刺されて泣いちゃって

――古都京都の印象や思い出はありますか?

5歳くらいの時、家族旅行で映画村に行って蜂に刺されて泣いちゃって、親にペンギンオモチャを買ってもらいました。

藤原実資を演じる秋山竜次/(C)NHK