株式会社ポケモンは、アートプロジェクトの第二弾として「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」を石川県金沢市にある国立工芸館3月21日(火)から6月11日(日)まで開催する。

 本プロジェクトは「ポケモンと工芸、正面切って出会わせたとしたらどんな”かがく反応”が起きるだろう」をテーマに、人間国宝から若手まで20名が参加し、それぞれの手で制作されたポケモンの工芸品を展示するイベントだ。会場にはアーティストたちにより生みだされた新作約70点が展示される。

 ポケモンの公式Twitterアカウントでは開催に先駆けて、一部の展示品を紹介している。第3弾の映像冒頭で紹介されているのは、陶芸家の植葉香澄氏が作るシェイミだ。羊歯(シダ)を描いた陶器の柄は美しく、そして可愛くシェイミを表現している。次に注目すべきは自在置物を手がける満田晴穂氏が制作したギャラドスだろう。ひとつの素材にさまざまな素材を嵌め込む技法「象嵌(ぞうがん)」を用いており、日本の和を感じさせながらも凛とした美しさをかもし出している。

工芸品で造られたポケモンの展示イベント「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」が3月21日より金沢・国立工芸館で開催_001
(画像は「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」紹介映像より)
工芸品で造られたポケモンの展示イベント「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」が3月21日より金沢・国立工芸館で開催_002
(画像は「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」紹介映像より)

 また、公式サイトでは「ポケモン×工芸展 美とわざの大発見」の開催を記念したグッズの詳細も公開されている。日本の伝統柄「工字繋ぎ」による着物を着たピカチュウのぬいぐるみや展示品のデザインをプリントしたクリアファイルマスキングテープなどグッズの種類も豊富だ。いずれの商品も国立工芸館のミュージアムショップとポケモンセンターカナザワで3月21日(火)より販売されるという。

 なお、公式サイトでは「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」に関するオンラインチケットの販売も開始された。興味があれば、来館前にオンラインでチケットを購入して置くのも手だろう。

国立工芸館 オンラインチケットの購入はこちらから
「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」公式サイト