ニフティ東京都新宿区)が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、小中学生らに「なりたい職業」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2022年12月13日~2023年1月17日にかけて、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者2646人を対象に、インターネットで実施しました。

「なりたい職業はある?」という質問では、小中学生を含む87%の子どもたちが「なりたい職業がある」と回答しました。さらに、「なりたい職業」について詳しく聞いたところ、3位が「医者」で6%、2位が「学校・幼稚園の先生」と「歌い手」で同率7%、1位が「マンガ家アニメーター・イラストレーター」で9%という結果でした。「管理栄養士」や「車掌」、「市役所職員」といった回答も寄せられたということです。

「なりたい職業がある人」にその職業に就きたい理由やきっかけについて聞いてみました。トップは「好きなことだから」で55%、次いで「自分に向いていると思うから」が33%、「人の役に立ちたいから」が29%という順でした。その他には、「恵まれない子どもたちを救ってあげたい」「歌ったり踊ったりして、みんなを笑顔にしたいから」「YouTuberになれば会いたい人に会えると思った」などの回答もありました。

「なりたい職業がある人」になりたい職業に就くために今から準備していることはあるかも質問。すると、「その職業について調べる」が49%でトップ。続けて、「資格を取るために勉強」が21%、「していることはない」が19%という結果でした。

「おうちの人に何か職業を勧められたことがある?」という質問をしたところ、44%の小中学生が「ある」と回答。どんな職業を勧められたのかも聞いたところ、3位が「薬剤師」で18%、2位が「看護師」で21%、1位が「医者」で27%でした。おうちの人の希望では医療関係が多いことが判明し、子どもたちの夢とは職業が異なることも分かりました。

「おうちの人がどんな職業についているか知ってる?」という調査も実施。94%が「知っている」と回答しました。「知っている」と回答した人に「その職業に就きたいと思うか」と聞いたところ、「思う」が10%、「少し思う」が25%で、35%の子どもたちが「親と同じ職業に就きたい」と思っていることも判明しました。

オトナンサー編集部

「なりたい職業」の調査結果は…