主にダジャレ系の「親父ギャグ」は、リアクションに困ったりするものだが、逆にそれが将来、子どもが恥ずかしさやぎこちなさに対処できる助けになるいう。
最近の研究によると、"パパのジョーク(親父ギャグ)"は、子供たちの発達に実際に良い影響をもたらす可能性があるというのだ。
ユーモアの研究者、マーク・ヘクヌーセン氏は、『British Psychological Society』誌で発表した論文にこう書いている。
父親の放つジョークは、ユーモアやジョークがどのように機能するかだけではなく、父親の心理や子どもとの関係について多くを明らかにする、複雑に重なりあった、魅力的な現象であると考えるのが適切である
父親のジョークはたいてい、無害でバカバカしいダジャレ、つまり親父ギャグだ。子供とコミュニケーションをとるため、気軽に話しかけるのに適している。
だがその内容はアホらしくて、ダサくて、まったく笑えないと非難されやすい理由でもあるという。
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子供が恥ずかしさやぎこちなさを克服する手助けに
父親がお寒いジョークで子どもをたじたじさせるのは、彼らにぎこちなさ、恥ずかしさを克服する方法を教えていることになるという。
「子ども相手に、赤面するほどつまらない親父ギャグを連発することで、彼らがどれだけ恥ずかしさに対処できるか、その限界を広げる可能性があり、恥ずかしさは、致命的なことではないのだと子どもたちに教えることができる」のだそうだ。
ヘクヌーセン氏の論文は、恥ずかしいジョークを大いに子どもたちに浴びせて、彼らの成長を助け続けようと父親たちを激励して、締めくくっている。
お父さんたちの親父ギャグは、長い間の誇り高き伝統なのです。恥ずかしいほど寒いジョークは、子どもたちにとって有益ですらあるかもしれません。
年がら年中、相も変わらずつまらない親父ギャグを大いに言い続けようではありませんか
References:'Dad jokes? That’s the way eye roll…’ | BPS / 'Dad jokes' help kids develop into healthy adults: study | Fox News / written by konohazuku / edited by / parumo
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