元女優で投資家の松居一代(65)が19日、数日前に経営破綻した米ニューヨーク州のシグネチャーバンクに多額の預金をしていたことを明らかにした。松居は10日のブログで「(今後は)資産を円では持たない」と明言していたため、ファンから「もしかしたら、松居さんが取引していた銀行ですか?」と心配の声が寄せられていたのだ。

松居一代は2021年6月にニューヨークに会社を立ち上げ、ニューヨークのマンハッタンに2軒のレジデンスを所有している。2022年1月には、アメリカ永住権(グリーンカード)を取得したと発表。同年2月26日のブログによるとアメリカ、中国で特許出願をしており、海外で新たなビジネスを考えていると明かした。さらに今年は、ビジネスの拠点となる3軒目のレジデンス物件の購入を決めていた。

3月20日のブログで、松居は「真実を申し上げます」と自分はシグネチャーバンクの顧客であり、同行の担当が副社長だったほど「たんまりと預金をしている」ことを告白。松居によると、口座を開設した時は最低預金額が日本円で“5億円”からだったそうだ。そこはニューヨークのビリオネア達が利用する銀行で、松居の代理人を務めるユダヤ人の弁護士らもシグネチャーバンクの顧客だという。

しかし破綻のニュースが流れても、同行の役員から「預金の心配はありません」と連絡を受けていた彼女は慌てることがなかった。実はかなりの額をシグネチャーバンクへ送金しようと手続きを進めていたが、送金予定の2日前に破綻が発表されたことから「数億円が宙に浮く」のを免れたそうだ。松居のファンも「とにかく預金が保護されて胸を撫で下ろしました」、「直前で送金をストップできるなんて強運です。本当に素晴らしい」と胸を撫で下ろしている。

そんな松居は21日、1か月滞在した日本を離れて再び米ニューヨークへ向かった。今年はアメリカで新しいビジネスに挑戦するだけでなく、ブロードウェイミュージカルの舞台に立ってみたいと、歌とクラシックバレエの厳しいレッスンを受けている。今回の帰国で一番の目的だった部分入れ歯も無事完成し、自信を持ってオーディションに挑めると喜んでいた。松居一代にとって、2023年は人生最大の転換期となりそうだ。

画像2枚目は『松居一代 2023年3月17日付オフィシャルブログ「カットしました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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