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GENERATIONS from EXILE TRIBEが本日3月21日東京都内で記者会見を行い、デビュー10周年を記念して行う今年の活動について報告した。

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2012年に「BRAVE IT OUT」でデビューしたGENERATIONSは、3月25日より10周年を記念したアリーナツアー「GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 "THE BEST"」を開催する。ツアーの開幕に先立って行われた本日の記者会見では、今年の活動指針や今後の活動予定などがメンバー自身から語られた。

本日は朝8:00からワールド・ベースボール・クラシック2023の準決勝が行われており、会見は村上宗隆選手の逆転サヨナラ二塁打侍ジャパンこと日本代表チームが劇的な勝利を収めた直後にスタートした。登壇したGENERATIONSのメンバーたちはスタイリッシュなスーツ姿だが、関口メンディーだけはスーツの上に侍ジャパンユニフォームを着て登場。マイクを握った関口は「勝利、おメンディー村神様ありがとう!」とテンション高く勝利を祝福するが、その後片寄涼太から「まあ、真面目な話もあるんで……」と促されてそそくさとユニフォームを脱いでいた。

リーダーの白濱亜嵐は本日記者会見を行う理由を「ツアーが始まる前に活動の指針を明かしたかった」と話すが、本日が一粒万倍日、天赦日、寅の日が重なる“開運日”であることにも触れると、メンバーから「へえー!」という声が上がる。初耳のようなメンバーたちの様子に「いや、みんなで話したじゃん!」と苦笑いした白濱は、さっそく1つ目の発表として今後のGENERATIONSの活動を「集まれ!騒げ!繋がれ!」というスローガンのもとに行うと明かした。2011年から「日本を元気に」と掲げて活動しているEXILEの背中を追ってきたGENERATIONSは「コロナ禍を終えて新たに走り出す」という中で「GENERATIONSのエンタテインメントのもとに集まって騒いでつながっていきたい」という思いから、このスローガンを決めたという。

また今年は“夢者修行”の原点に立ち返る意味で各地のフェスに出演すること、アリーナツアーの追加公演が予定されていることも報告され、10周年を記念したロゴやビジュアルも公開された。新たに発表されたロゴに込めた思いを、片寄は「多様性や個性を尊重する新しい時代に、メンバーやファン1人ひとりのカラフルなカラーが集まって新しい日本の未来につながっていければ、というイメージです」と語った。

10周年の節目を迎えた各々の目標が尋ねられた際には、白濱が「とにかくGENERATIONSをもっと盛り上げていきたい」、数原龍友は「もっと自分の歌声をたくさんの人に届けたいけれど、それをどうすればGENERATIONSに返せるか考えている」、片寄は「さまざまな方たちの味方であれるようなアーティストを目指したい」と回答。佐野玲於は「10年間もこうして活動させてもらえているのはありがたい。今一度原点回帰でがんばりたいです」、小森隼は「特に10代や夢を持っている子供たちと接したい」、中務裕太は「個人の目標がチームの目標。日本をつないでいく大切な存在である子供たちや若い世代の夢でありたい」とそれぞれ熱い思いを語った。一方、関口は「僕の役割は広告塔というか、人目に触れていくこと。なので露出を増やすという意味でCM王になりたいです」と話してメンバーを笑わせる。数原から「具体的にどういうCM?」と尋ねられた関口は「新生活が始まるのでランドセルとか。四角いですし(笑)」と自らのボックスヘアにかけて返答した。

そんな関口と数原は3月16日に東京・東京ドームで行われたWBC準々決勝を観戦していた。試合後にテレビの街頭インタビューに映った2人だが、数原はそのときの状況を「こっちから映りに行きましたからね(笑)。いい試合を見せていただいて興奮していたので」と明かし、関口も「新しいテレビの出方を覚えました(笑)」と話す。そして明日22日に行われる決勝戦に向け、数原は自分たちの新しいスローガンにかけて「日本の野球はつないでいく野球。侍JAPANの皆さんに勇気をもらったし、その思いを僕たちも音楽として届けていきたい」とエールを送った。

GENERATIONS from EXILE TRIBE