
家電売り場では実際にその商品が試せるように電源が入るようになっている。顧客にとっては便利であるとともに、諸刃の剣的なことも起こりうる。
ある少年はバリカン売り場の前で立ち止まり、興味深そうに商品を眺めていた。1つのバリカンを手に取ると、みんなが予想している通りのことをやってしまう。
子供時代の好奇心ってこういうことだよね。
たまたま親御さんが何かを集中して見ていた時に離れてしまったのか、その少年は1人でバリカン売り場の前にいた。
そこにはたくさんのバリカンが並んでいる。こういうメカメカしいものって好奇心をくすぐられるよね。うん、それはわかる。
少年はそのうちの1つを手に取ると...
スイッチをいれ自分の頭に当て、ズルっと頭頂部を一気にいってしまったようだ。潔いね、太っ腹だね、とか言ってる場合じゃないぞ!
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その後あわてておかあさんがやってきたものの後の祭り。少年の頭頂部は逆モヒカンのような形状になっていたというわけだ。

おそらく少年はこれがバリカンであることを知っていて、使い方もわかっていたのだろう。知っていたら試したくなるのが少年魂だ。
この後少年は、逆モヒカン形態で過ごしたのか、それとも同じ長さになるよう全部剃ったのかは不明だが、家電売り場で少年を1人にするのは危険であるということを親御さんは学んだことだろう。
Intrusive thoughts won pic.twitter.com/GM942QQkk2
— Levandov (@blabla112345) March 15, 2023
家電売り場は新商品や新たな技術の商品が並んでいて、大人だってわくわくしちゃうし試したくもなる。少年の気持ちもわからなくもない。
私も眉をカットする電動のカミソリを試した結果、やばいことになった過去(比較的最近)があるだけに、彼を責めるなんてできるわけないじゃない。
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