
な、なんだってー!この見た目でバイクだと!?知ってるやつと違いすぎるぜ…
三輪自動車大国のインド人すらびっくり固まるこの乗り物は、バギーカーとスーパーカーの融合みたいな三輪バイク。まあ初見の私にも車にしか見えないものそら驚くわ。
今月初めインドの大都市ムンバイでバイクマニアが披露したポラリス社の「スリングショット」の映像が大反響を呼んでいる。
たちどころに集まった物見高いギャラリーもバイクらしさが1ミリもない外観に騒然!現地でさっそく話題になった謎のバイクの正体は?
場所はインドのムンバイ。大勢のギャラリーに囲まれているピカピカの青い車。そのドライバーらしき女性が何やらみんなに問いかけている。
「これがほんとに自動車だと思う人?」
[もっと知りたい!→]笑顔で手をふってる場合じゃないぞ!1台のバイクに6人+2匹(インド)
何をいまさら言っている?
それ以外にあるか?って顔の若者にも
「ほんとにそう思う?」と念押しする女性。
ところが…

・合わせて読みたい→でかすぎかよ!世界最大クラスのモンスター三輪バイクの使用目的がわからない
みんなが茫然と見送るなか
ふたたび車に乗り込みさっそうと出てゆく彼女

しかしこれほんとにバイク?世の中には風変わりな乗り物が存在するのう。
正体はポラリス社の自動三輪車スリングショット
ドライバーの女性 Priyanka Kochhar(@bikewithgirl)さんはバイクマニアのデジタルクリエイター。いつもSNSでバイクを紹介している。

彼女によるとこの車は アメリカのミネソタ州を拠点とするポラリス・インダストリーズ社の「スリングショット R(Slingshot R)」という自動三輪車だそう。
一見バギー?いやスポーツカーかと思えばバイク?ってか二輪でなくて三輪かい!ってことごとくななめ上いく仕様である。
ハンドルもシートも自動車そのもの。車幅にいたってはポルシェ 911 GT3 と同じなんだそう。

お値段なんと455万円。いわゆる趣味の領域?
同社公式サイトによるとこのタイプは数種あるスリングショットシリーズのうち高いほうのグレード。基本マニュアルでお値段 33.999ドル(約455万円)からで、オートマは36,149ドル(約483万円)から。
全長3800mm、全幅1980mm、全高1318mmで重量749 kg。最高速度は約200 km/h。定員 2名で排気量は1997cc の4気筒エンジン搭載。

最高出力203 hp/8,250 rpm、最大トルク19.9 kgm/6,500 rpm。タイヤはフロント2輪にリア1輪。なお地上高は137.3 mmだそう。
ブラジルのカーマニアBrasil Vip Carsより内装はこんな感じ
なるほどこれはいわゆる趣味の領域?おおかた予想どおりだけども普通のバイク何台分なんて換算は野暮ってやつだわ。きっとそう。
インドの大手メディアも反応。「スーパーカーみたいなバイク」
Kochharさんが3月3日に投稿した動画はわずか1日で再生数9.8万回を突破。のちに56.3万を超えるいいねがつくほどに。
初見のユーザー含む大反響にインドの大手メディアもまもなく反応。「スーパーカーのようなバイク」に乗る女性がシェアした驚きのシーンとして紹介している。
日常に三輪バイクが浸透し、公共の乗り物にもオート三輪タクシーが一般的なインドでもさすがにこの手の車は珍しかったもよう。
ポラリス社のYouTube公式チャンネルより 2023年のスリングショットラインナップ
Check Out the New 2023 Polaris Slingshot Lineup and Accessories | Slingshot
まあれだ価格も決して安くはないし、バイク界のスーパーカー的立ち位置なのか?しかしインドの人々の熱心な反応といいひょっとしたら今後このタイプのセレブ用タクシーがデビューしたりして?
References:hindustantimesなど /written by D/ edited by parumo
追記(2023/03/23)本文を一部修正して再送します。

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