バンダイナムコエンターテインメント3月22日(水)、『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』で知られる漫画家・鳥山明による短編漫画『SAND LAND(サンドランド』の映画化を発表した。本作は全国の東宝系列の映画館にて8月18日(金)より上映される予定だ。

 『サンドランド』は、天変地異や人類の活動が原因となって水を失った砂漠の世界を舞台に、全身ピンクな悪魔の王子「ベルゼブブ」と魔王の家臣である魔物「シーフ」、人の王が敷く圧制に苦しむ人間の保安官「ラオ」の三人が、世界のどこかにあるという“幻の泉”を求めて旅をする冒険漫画である。
 公式サイトに掲載された鳥山氏のコメントによると、漫画『ドラゴンボール』の連載終了後、鳥山氏が「最後のつもりで」臨んだ短編作品であり、週刊連載という激務にもかかわらず、アシスタントを付けず鳥山氏がひとりで全編を描いたとのこと。

『ドラゴンボール』の鳥山明氏による短編漫画『サンドランド』が映画化決定_001
画像は『SAND LAND』公式サイト│コメントより

 今回の発表によると、3月22日は国連によって定められた「世界水の日」であり、水の大切さを世界中の人々が考える重要な日。砂漠と化した広大な世界のなかでどこかにある水源を探しに行く本作のストーリーに掛けて、今回の情報を解禁する日にしたという。

 また今回の発表に合わせ、ニヤリと笑うベルゼブブや決意に満ちた表情のラオ、驚いたような呆れたようなコミカルな顔つきのシーフと、本作のメインキャラクターたちがそれぞれ魅力的な表情を浮かべるキービジュアルも解禁された。

『ドラゴンボール』の鳥山明氏による短編漫画『サンドランド』が映画化決定_002
画像は『SAND LAND』公式サイトより

 悪魔の王子と魔物と人間が“幻の泉”を求め砂漠の世界を旅する映画『サンドランド』は8月18日(金)より、全国の東宝系列の映画館で公開予定だ。

『SAND LAND』公式サイトはこちら映画『SAND LAND』公式Twitterアカウントはこちら

プレスリリース全文は以下のとおり。


日本を代表する漫画家・鳥山明の伝説の名作「SAND LAND」サンライズ×神風動画×ANIMAのアニメーション制作陣がおくる鳥山明ワールド最高峰クオリティ、8月18日(金)劇場公開決定!

 全世界で累計発行部数2.6億部という驚異的な人気を誇る漫画「ドラゴンボール」をはじめ、一世を風靡した「Dr.スランプ」、さらには大人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインなど、数々の国民的作品・キャラクターを世に送り出してきた漫画家・鳥山明
 そんな鳥山明作品の中でも“圧倒的完成度を誇る名作”と称される漫画「SAND LAND」の映画化が決定!
 8月18日(金)に全国東宝系で劇場公開となります。

「SAND LAND」とは

 「SAND LAND」は、「ドラゴンボール」連載終了後の2000年に、「週刊少年ジャンプ」23号から36・37合併号まで短期集中連載された作品。魔物と人間が共存する、水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組んで砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す危険な旅に出る―というストーリーで、全1巻で完結する読み切りでありながら「冒険、アクション、ユーモアのバランスが完璧。鳥山明氏の魅力がすべて詰まっている」「鳥山先生の真骨頂である戦車とじいさんと冒険。ストーリーと絵のクオリティを存分に味わえる傑作」など、今なお熱く語り継がれている伝説の名作です。

 昨年12月17日幕張メッセで行われた「ジャンプフェスタ2022」で映像化プロジェクトが発表され、合わせて公開された55秒の映像が「原作をそのまま動かしているような再現度」だと高い評価を得ています。そのアニメーション制作を手掛けるのは、「機動戦士ガンダム「ラブライブ!」シリーズをはじめ、多くの大ヒットアニメを世に放ち続けてきたサンライズ。さらに、サンライズを中心に、3DCGを独自の技術で2Dセル画のように仕上げる作風を生み出し、今もっとも注目を集めるアニメーションスタジオ・神風動画と、ハイクオリティな3DCGアニメーションを得意とするANIMAが加わった実力派制作チームの集結に、すでにファンから期待の声が多数寄せられています。
 映画化発表となった本日3月22日は、国連が定めた[世界水の日]。砂漠になってしまった広大な世界で、どこかにあるはずの水源を探しに行くという本作のストーリーにかけ、水の大切さを世界中の人々が考える重要な日に、ついに情報解禁となりました。

3種のキャラクタービジュアルを初解禁!

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本作の主人公である、ワルだけどピュアな全身ピンクの悪魔の王子・ベルゼブブ。そんなベルゼブブが、イメージカラーでもあるピンクを背景に全面に描かれたインパクトのあるビジュアルとなっております!自称、極悪非道な悪魔の通り、ニヒルな笑みを浮かべていますが、実際のところはいかに…?

『ドラゴンボール』の鳥山明氏による短編漫画『サンドランド』が映画化決定_004

さらには、凛々しい眼で旅の行く先を見つめるラオ、コミカルな表情が愛らしいシーフのキャラクタービジュアルも解禁。まさに“鳥山タッチ”で描かれたビジュアルは、映画館の大スクリーンで躍動する”鳥山動画”の期待へと誘います。

鳥山明(原作者)からのコメントが到着!

Q.「SAND LAND」はいつどのように誕生したのですか?
A.「ドラゴンボール」も終わり、いろいろ短編や読み切りも試してみたし、最後のつもりで今の自分を出し切った作品を描いてみようと思いました。
今思っても、コミックス1巻分限定とはいえ、週刊連載だったのにアシスタント無しで、すべて一人だけでよく描いたな。って自分で驚きます。

Q.(「COWA」が一番と知りつつ) 「SAND LAND」が最も好きな作品と言い切れる部分はありますか?
A.自分でマンガを描く場合、好みなのは地味目で軽い内容。という受けにくいもの。
じつはこれでも、軽いって部分を抑え、頑張って真面目なストーリーにしたつもりなんですよ。
理屈からいえば、自分の最新作のマンガが一番好きなはずです。
しかし今から思えば、少なくても画力と気力はこの「SAND LAND」を描いたあたりはスゴかったなって感じがします。

Q.鳥山先生ご本人だけが感じる、本作の独自の魅力や特徴とは?
A.「SAND LAND」は、ペン入れした紙原稿をスキャンしてPCに取り込み、ソフトを使ってベタ塗りや自作のトーンを貼って仕上げました。
たぶんほとんど寝てなかったんじゃないかな・・・。
全話描き終えた後、デビュー前から使っていた愛用の木製ペン軸を失くしてしまいました。
ナイフやサンドペーパーであれこれ削ったり、使っているうちにすり減ったりして長い時間をかけて手に馴染んだペン軸でした。
新しいペン軸を買って、あれこれ削ってみたものの、どうもしっくりきません。以降、マンガをほとんど描かない言い訳にしています(笑)

Q.キャラ、メカ、世界観、ストーリーが凝縮された「鳥山先生色」がとても強い作品と評されることをどう思いますか?
A.たしかにそうかもしれませんね。読者のことももっと考えなきゃいけないのに、好みを優先してしまった気がします。プロ失格かもしれません。

Q.23年経って映画化されることをどう思いますか?
A.これを楽しいって言ってくれる人って、まさに僕にとっては、わかってる神ファン!って感じじゃないでしょうか。

Q.現状の制作中の映像等を見てどのように感じられますか?
A.拝見したのはまだまだ未完成な部分が多い映像でしたが、それでも非常に高いクオリティは十分に感じられました。
まさか映像化されるなんて思ってもみなかった上に、このクオリティですから、この時点で夢のようです。

ストーリー・作品概要

〇ストーリー
魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界<サンドランド>。
悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す旅に出る―。

タイトル:映画『SAND LAND(サンドランド)』
アニメーション制作:サンライズ神風動画ANIMA
配給:東宝
公式サイト:https://sandland.jp/
SNS:
Twitter:@sandland_pj_jp(https://twitter.com/sandland_pj_jp
Instagram:sandland_project(https://www.instagram.com/sandland_project/
公開日:2023年8月18日(金)全国東宝系
権利表記:©バード・スタジオ/集英社 ©SAND LAND製作委員会
※インフォメーション情報は、発表日現在のものです。