エイバルは22日、フランス人GKリュカジダン(24)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。

フランス代表MFでレアル・マドリーで監督を務めたジネディーヌ・ジダン氏の息子であるリュカ

マドリーカンテラで育った183cmのGKは、2019年1月にファーストチームに昇格。だが、公式戦出場はわずか2試合にとどまり、ラシン・サンタンデールへのレンタル移籍を経て、2020年10月にラージョ・バジェカーノへと完全移籍。その後、昨年夏にセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のエイバルフリートランスファーで加入していた。

その新天地では第12節のアルバセテ戦で初出場を果たすと、以降はガイスカ・ガリターノ監督の信頼を獲得。ここまで21試合に出場し、12回のクリーンシートを記録するなど圧巻のパフォーマンスを披露し、4ポイント差で首位に立つチームの堅守の立役者となっている。

この活躍を評価するクラブは、昨夏加入時に結んだ2024年までの契約を2年延長する新オファーを掲示し、今回の発表となった。

3位のグラナダとの勝ち点差は4ポイントとなっているが、直近5連勝と好調を維持する現状のチーム状態を考えると、リュカが来シーズンにレアル・マドリーやラージョといった古巣相手にプレーする可能性は高そうだ。

サムネイル画像