ミュージカル『浜村渚の計算ノート』が8月から9月まで上演されることが発表されました。場所は東京、大阪、名古屋、福岡となります。場所は東京、大阪、名古屋、福岡となります。

 『浜村渚の計算ノート』は、2009年7月より講談社Birth講談社文庫から刊行されている青柳碧人による“数学”推理ミステリー小説。主人公は中学2年生の主人公・浜村渚で、数学の力を駆使して悪のテロ組織「黒い三角定規」と立ち向かう物語が記されています。

 作者が中学生からの「数学なんて勉強して、一体なんの意味があるの?」という問いに対し答えた作品で、「数学が苦手でも楽しめ、好きになるなる本」として評価されています。実際にシリーズは累計発行部数110万部を突破。2021年の初演ではミュージカル化をはたし、幅広い年齢層から高い評価を得ました。

※2021年のミュージカル『浜村渚の計算ノート』の映像

 今回発表された再演では、公演数を増やし新たなキャストを迎える予定。また主人公の浜村渚はオーディションを実施し、実際に勉学に励みながら俳優活動をしている同年代の女の子から新たなミュージカルスターを見つけるとしています。

『浜村渚の計算ノート』 公式サイトはこちら

プレスリリース全文は以下のとおり。


ミュージカル『浜村渚の計算ノート』

日本発!新感覚の「数学ミステリーミュージカル」が今夏上演!
主人公「浜村渚」役はオーディションにて決定!!

原作:青柳碧人「浜村渚の計算ノート」(講談社文庫刊)
脚色・演出:植木護
東京、大阪、名古屋、福岡にて上演

2023 年 8 月~9 月 東京ほか全国公演
上演決定のご案内

原作は累計発行部数 110 万部を突破した「浜村渚の計算ノート」
日本発!新感覚の「数学ミステリーミュージカル」!

ミュージカル『浜村渚の計算ノート』を8月から9月まで上映_001

『浜村渚の計算ノート』は、2009 年 7 月より講談社 Birth および講談社文庫(共に講談社)から刊行されている青柳碧人による日本の推理小説で、シリーズ 11 巻までの累計発行部数は 110 万部を突破している大ヒット小説です。作者が中学生からの「数学なんか勉強して、一体なんの意味があるの?」という問いへの答えに困り、自分なりの答えを見つけてみようと書かれた本作。読者からは「数学が苦手でも楽しめ、好きになる本」と高い評価を受けています。

中学 2 年生の主人公・浜村渚が数学の力を駆使し、数学オンチな刑事と協力しながら Dr.ピタゴラス率いる悪のテロ組織「黒い三角定規」に立ち向かう物語です。

2021 年の初演では、ミュージカル化という新しい切り口で、原作の面白さや数学の奥深さを魅力的な楽曲とともに表現した新しいエンターテインメントとして公演を大成功におさめました。子供たちに限らず、幅広い年齢層の方が数学を通して様々なことに興味をもつきっかけにもなる非常に教育的価値のある作品としても高い評判を獲得し、公演終了後には、老若男女幅広い世代のお客様から映像化や再演を強く望む声が多数寄せられたのです。

そしてこの度、日本を代表するファミリーミュージカルとしてさらに躍進
すべく、公演数を増やし、初演に引き続き脚色・演出を植木護が手掛
け、新たなキャストによる待望の再演が決定しました!

主人公「浜村渚」役はオーディションにて決定!!
主人公の浜村渚は、数学のことになるとテンションが上がり饒舌になる、数学が大得意な中学二年生の女の子。
2021 年の初演同様に、実際に勉学に励みながら俳優活動をしている同年代の女の子をオーディションで選び、新たな「浜村
渚」を見つけます。

そして、TBS の人気情報バラエティ番組「アッコにおまかせ!」がこのオーディションに独占密着し、ミュージカルスター誕生の様子をお届けします。今後の詳細にご期待ください!※オーディションの一般公募は行いません

■原作者、演出プロフィール・コメント

原作者:青柳 碧人 (あおやぎ あいと)
1980 年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会 OB。『浜村渚の計算ノート』で第 3 回「講談
Birth」小説部門を受賞し、小説家デビュー。「浜村渚の計算ノート」シリーズはロングセラーの大ヒットシリーズとなり、「少年シリウス」でコミカライズもされた。他の著作に、「ヘンたて」シリーズ(ハヤカワ文庫 JA)、「朧月市役所妖怪課」シリーズ(角川文庫)、「ブタカン!」シリーズ(新潮 nex)など著書多数。
【コメント】
数学を「勉強」から解放して「エンターテインメント」にしたい……塾講師だった僕の思いが結実した舞台がまた帰ってきます!「難しいんじゃないの?」と危ぶむなかれ。繰り広げられるのは、解を見つけた興奮と、円周率のように無限な夢の地平線。数学大好き少女が、歌って踊って悪を退治する新感覚ミュージカル。ご家族で、ご友人同士で、お一人で、ぜひお楽しみください!
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演出:植木 護(うえき まもる)
大阪大学大学院在学中に、ニューヨークウエストエンドにて舞台演出家、ミュージカル演出家として研鑽を積む。滋賀県文化奨励賞を受賞した『シアターピース生命の船』の演出や、ニューヨーク・カーネギ―ホールでの『附子』の演出が高く評価される。ディズニーハイスクールミュージカル』、『アラジン』などミュージカル作品の演出は多数。 新国立劇場にてブロードウェイミュージカル「二都物語」の演出も手掛ける。
【コメント】
謎解きをしながら数学まで好きになる!しかも、楽しくて愛に溢れた舞台を目指しています。演出テーマは「令和の時代にふさわしい新しいファミリーミュージカル」です。映像・ダンス・コメディー・歌、そして数学だけは得意なヒロイン浜村渚の魅力をお楽しみください!
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■ストーリー

これは、もうひとつの日本の物語。
急増する少年犯罪の原因は「情緒も何もない冷たい科目」にあるという専門家の意見に従い、
ついに政府は、「数学をはじめとした理系の科目を学校教育から外す」ことを宣言する。
制度がスタートして 1 年が経過した頃、ドクターピタゴラスと名乗る数学者が結成したテロリスト集団『黒い三角定規』より犯行予告が届いた。「数学教育を止めるなどといった愚かなことを即刻に改めよ!」 要求に応えないと、とある数学の法則に従い、テロ行為を始めるという。
次々と引き起こされる事件を止めることができるのは、数学を理解するものだけ─。
そこで、警視庁は、一見平凡な、しかし数学を愛してやまない中学 2 年生の浜村渚に協力を要請する。
テロリストの洗脳を受ける心配のない中学生である渚は、数学の知識を使い、鮮やかに事件を解決。
渚本人も自分の “好き” を肯定することで勇気を得る。
そして、テロ組織と対峙するなかでの渚の成長は、 同級生や大人である刑事たちにも前向きな力を与えていくのだった。
はたして渚は、彼女と同じく数学を愛するテロリスト集団に、どのように立ち向かうのか─。

【公演概要】

公演名称 ミュージカル『浜村渚の計算ノート』
原作 青柳碧人「浜村渚の計算ノート」(講談社文庫刊)
脚色・演出 植木護
公演日程 2023 年 8 月・9 月 東京公演、大阪公演、名古屋公演、福岡公演
公式サイト https://www.hamamuranagisa-musical.com
※詳細は後日発表いたします。

<この記事は姉妹サイトnumanからの転載です>