「その土地を知るには観光地を巡るよりも廃品を見ることがいちばんの近道。廃品は土地を表し、土地が変われば廃品も変わる」

「見えない力」をテーマに、訪れた土地で収集した廃品やゴミを素材にして立体作品を制作する石田真也。これまでに集めた廃品を使い、作家自身が時間を行き来するように構成する展覧会「 Time Conversation」。アジア、ヨーロッパと国内外での個展やアーティスト・イン・レジデンス参加で精力的に作品を発表してきた石田の8年ぶりの個展となります。

「海岸にある漂着物にはいつまでも残っているものもあれば、いつの間にかどこかに流されてしまうものがある。長い年月をかけて海や空を漂ってきたものと、昨日捨てられたゴミ箱のゴミには全く別の時間や記憶が刻まれていて、それらが一緒になった時に時間達が会話を楽しんでいるような感覚になる」

今回は花壇の柵やパチンコ台の部品、遊具などの廃材を活用し門や穴を象った作品を制作。これらは時間軸と相容れない価値観をくぐり抜ける抜け道として表されます。石田は昔よく聴いていた曲が流れると瞬時に当時に戻れるような「時間が飛ぶ」感覚が好きだと話します。

廃材でも同じ形状のモノを多用しシンメトリーを意識して作られる石田の作品は一定に刻まれるビート音のような覚醒性があり、鑑賞者は時空を飛び越える感覚が得られるでしょう。

「“あたりまえ”と“ありがたい”は対の意味だけれども相通じている。これまで自分を壊してくれる違う文化を求めていろんな土地を訪れていたのですが、いつもの身の回りに自分の価値観をひっくり返すものは転がっていることに気づいた」

捨てられた廃品を拾い、つなげる石田が示すのは「あたりまえ」に潜む「ありがたさ」。このことは自然災害や疫病の流行、紛争などを通して今、私たちに突きつけられています。石田によって想像もしなかった変身を遂げる廃品。あたりまえだと思っていた価値観をくつがえす目に見えない力を感じに、ぜひ会場へ足をお運びください。

詳細はギャラリー公式サイトをご覧ください。
https://yugen-gallery.com/blogs/exhibitions/shinyaishida-timeconversation
  • 開催概要
会  期:2023年4月15日(土)~4月20日(木)
会  場:YUGEN Gallery(東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F)
開館時間:
月~金   14:00~19:00
土・日・祝 13:00~19:00
※最終日のみ17:00終了
休館日 :なし
入館料 :無料

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございます。ご了承下さい。
  • 展示作品
※展示作品は一部変更となる場合がございます。ご了承下さい。
  • 作品販売について
本展覧会で展示される作品は、展示会場である YUGEN Gallery (渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F)および本サイトでご購入いただけます。
  • 来場者特典のご案内
ご来場時にアンケートフォームよりご回答頂いた方限定で、オリジナルアートブックを無料でプレゼントします。
展示作品や展覧会ステートメントが1冊にまとめられた、本展のみのオリジナルアートブックです。

石田真也 個展「Time Conversation」アートブック
収録アーティスト:石田真也
B4変型/定価1,650円(税込)

※アートブックのデザインは一部変更となることがございますのでご了承ください。
  • アーティスト・プロフィール
石田真也
1984年和歌山生まれ。大阪成蹊大学芸術学部テキスタイル学科卒業。個展は2011年「INAXギャラリー特別展・10days selection 石田真也展—ワンダフルトラッシュ—」(東京・INAXギャラリー)、2012年「Wonderful Trash展」(東京・mograg garage)、2014年「Wonderful Trash in Bangkok」 (タイ・speedygrandma)、2015年「Raven Syndrome」(デンマークthird space gallery)、「pupa DOME」(京都・momurag)。アーティスト・イン・レジデンスとしては2016年「Lujiazui Green Bank Public Art Festival」(中国・Lujiazui Green Park)など多数。2020年NHK・Eテレ天才てれびくん』小道具担当。

展覧会 ※アーティスト・イン・レジデンス
2019年 愛媛・アーティスト in ファクトリー(株式会社フラスコ)「えひめさんさん物語」
2019年 和歌山太地町くじらの博物館 太地町立石垣記念館「紀の国トレイナート」
2021年 和歌山・カダハク友ヶ島会場「カダハク2021」恒久作品制作
  • YUGEN Galleryについて
株式会社ジーンの運営する現代アートギャラリーです。当社オフィスに併設されるオフラインギャラリーとオンラインギャラリー(公式サイト)から構成され、現代アートの販売・プロモーションを実施するためのプラットフォームとして機能します。オンラインギャラリーについては、日本語、英語、中国語のマルチリンガルに順次対応予定となっており、国内現代アート作品・作家のプロモーション、作品販売をグローバルに展開してまいります。

【YUGEN Gallery 概要】
■名称   :YUGEN Gallery(読み:ユーゲンギャラリー)
■住所   :東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F(株式会社ジーン併設)
■開館日  :不定期(展覧会開催期間のみ)
■開館時間 :平日14時~19時/土日祝13時~19時
展覧会により異なる場合があります
■公式サイト: https://yugen-gallery.com
■公式SNS:
Twitter: https://twitter.com/yugengallery_jp
Instagram: https://www.instagram.com/yugengallery.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/yugengallery.jp/
当社はインターネット広告を活用したコンサルティングサービスを提供する<デジタルマーケティング事業>のほか、<アート・メディア事業>、<ライフスタイル事業>を展開しています。

<デジタルマーケティング・アドサービス事業>
・市場調査、競合調査など各種リサーチ
・インターネット広告運用(検索、SNS、動画など)
・SEO施策、アフェリエイト施策
・クリエイティブ制作、システム開発
・各種コンサルティングサービス
・ASPサービス「カチカチhttps://katikati.jp/

<アート・メディア事業>
現代アートプラットフォーム「YUGEN Gallery」 https://yugen-gallery.com/ja/
・湘南エリアの総合情報サイト「湘南人」 https://shonanjin.com
・損しないための引越し総合マニュアル「引越し準備ナビ」 https://hikkoshi-1st.jp
・出版事業「Jeane Books」 https://jeanebooks.com/ja/

<ライフスタイル事業>
・コスメ事業「eサンプる」https://ee-sample.com/
・不動産事業「湘南人不動産」 https://realestate.shonanjin.com/

【株式会社ジーン 企業概要】
■代表者  :代表取締役 林田洋明
■設立   :2016年12月8日
■決算期  :6月
資本金  :1億円(2023年1月現在/資本準備金含む)
■売上高  :18億627万円(2022年6月期)
■公式サイト:https://jeane.jp
■公式SNS:
https://www.facebook.com/jeaneincjp
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■所在地  :〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-19
東建インターナショナルビル3F
電話 03-6380-6165 FAX 03-6380-6215
■免許など :古物商(美術品) 東京都公安委員会 第30331212827号
宅地建物取引業 東京都知事(1)第106709号
■問い合わせ先:pr@jeane.jp

配信元企業:株式会社ジーン

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