シーホース三河は、３月２２日（水）、敵地の横浜国際プールで横浜ビー・コルセアーズとのナイトゲームを戦った。
第１Qは立ち上がり、いきなり横浜BCに１０点のリードを奪われ、突き放される。長野のミドルシュート、シェーファーのスティールからミラーが決めて追い上げ、西田の３Pシュートとレイバックの連続得点で５点差に詰め寄る。その後も一進一退の攻防を続けながらも、横浜・森井のブザービーター３Pシュートで２１－２８と７点のビハインドスタートとなった。
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第２Ｑは開始早々に橋本が３Ｐシュートを決め、ガードナーのターンシュートなどで開始１分半に２８－２８と追いつき、振り出しに戻す。残り４分、横浜・オリバーのダンクで７点差をつけられるも、残り１分半に角野のファストブレイクで逆転に成功、４９－４５で終了。
迎えた第３Ｑも横浜・ジャクソンのバスケットカウントで先行されるが、三河もミラーがバスケットカウントを取り戻し主導権を譲らない。西田がフリースローを獲得、オルストンが３Ｐシュート、ドライブの連続得点でリードを広げる、最終的には７２－７４と僅差のまま最終Ｑを迎える。
第４Q、互いに集中力を切らさない緊迫したゲーム展開、９度のリードチェンジを繰り返すなどめまぐるしくゲームが動く中、残り２分半で西田が強気のドライブで連続得点をあげて５点のリードを得る。残り３秒に森川の３Ｐシュートが飛び出し１点差に詰め寄られるも、全員でリードを守り切り、９０－８９とぎりぎりの戦いを制した。
―試合結果―
2023年3月22日（水）
横浜BC ● 89 – 90 〇 三河
（三河通算成績 17勝26敗）
1Q 横浜BC 28–21 三河
開始早々10-0のランを浴びるも、我慢して追随する
スターティング5は、#7長野、#10オルストン、#19西田、#30ミラー、#32シェーファー。
横浜BCに中外バランス良く得点を許し、開始からの約2分間で10-0と出鼻をくじかれる。開始3分に#7長野のフリースローでようやく得点するも、横浜BC#5河村、#6赤穂に連続3Pシュートを浴びてリードを12点に広げられる。
#7長野のミドルシュート、#32シェーファーのスティールから#30ミラーが決めて追い上げ、#19西田の3Pシュートとレイバックの連続得点で5点差に詰め寄る。
横浜BC#15オリバーのバスケットカウントで引き離されるが、#32シェーファーのゴール下、#10オルストンのファストブレイクで追随。#4細谷のフリースローで4点差に迫るが、横浜BCにオフェンスリバウンドをつながれ、#18森井のブザービーター3Pシュートで7点のビハインドを作られる。
2Q 横浜BC 45–49 三河 （横浜BC 17–28 三河）
角野 シュート確率100%で12点の爆発、逆転に導く
スタートは、#1中村、#4細谷、#10オルストン、#21橋本、#54ガードナー。
開始早々に#21橋本が3Pシュートを射抜く好スタート。#54ガードナーのターンシュート、#4細谷のドライブから#10オルストンがゴール下で合わせて、開始1分半に28-28と試合を振り出しに戻す。
横浜BC#10ジャクソンのインサイド、#14大庭の3Pシュートで5点のリードを許すが、#18角野のドライブからの連続得点で追走する。
横浜BCが2ポゼッション差に広げ、三河がすぐに取り返す我慢比べが続くが、残り4分横浜BC#15オリバーのダンクで7点差に戻される。
#18角野の3Pシュートで反撃の口火を切ると、#30ミラーも3Pシュートで続き、残り1分半に#18角野のファストブレイクで43-44と逆転に成功。#18角野の3Pシュートで4点リードして前半を終える。
3Q 横浜BC 74–72 三河 （横浜BC 29–23 三河）
スタートは、#7長野、#10オルストン、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
横浜BC#10ジャクソンのバスケットカウントで先行されるが、#30ミラーがバスケットカウントで取り返して主導権を渡さない。#19西田がドライブでフリースローを獲得し、#10オルストンが3Pシュート、ドライブの連続得点で9点のリードを築く。
横浜BC#5河村を中心に反撃され、残り5分に#10ジャクソンのフェイダウェイで同点とされるが、#19西田と#54ガードナーの2メンゲームで引き下がらない。
ここから試合はヒートアップ。横浜BCにファストブレイクから得点されれば、#54ガードナーがパワーアタック、#30ミラーがアウトサイドシュートで対抗し、2点ビハインドの混戦のまま最終Qを迎えた。
4Q 横浜BC 89–90 三河 （横浜BC 15–18 三河）
チーム全員で戦い、大接戦を勝ち切る
スタートは、#3柏木、#7長野、#18角野、#30ミラー、#54ガードナー。
#54ガードナーがファストブレイクでリードを奪い返せば、横浜BCは#1アウダのドライブで渡り合う。互いに集中力を切らさず、9度のリードチェンジを繰り返す目が離せない攻防が繰り広げられる。
残り2分半から#19西田が強気のドライブで連続得点を挙げて5点のリードを得る。横浜BCの反撃に合うも、#3柏木が冷静にゲームをコントロール。残り3秒に#9森川の3Pシュートで1点差に迫られるも、全員でリードを守り切り、89–90で接戦を制した。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
横浜BCさんは今年すごく良い感じで、上の順位にもつけていますし、我々はチャレンジャーとして臨みました。
出だし、ジャンプスタートされてしまいましたが、なんとか粘って粘って、最後1点差で勝つことができて本当によかったと思います。
若い選手たちにとっても、こういった勝ち方は非常に自信になるので、この勝利を次に繋げられたらと思います。
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