贅肉を削ぎ落して、心機一転、新年度を迎えたい。そう思いを馳せながらも、ポッコリ出たお腹を放置してきた男性諸君に朗報。10kgの減量を実現したモテおじダイエッターたちの体験談を紹介しよう。

◆「死の恐怖」に直面したことが決意のきっかけに

137㎏の巨漢から1年で半分の68.5㎏にまで減量したルイボス氏。幼い頃から肥満に悩まされてきた彼が、別人かと見紛うマッチョ男子へ変貌したきっかけは、「死の恐怖」に直面したことだった。

「太りすぎが原因で重度の睡眠時無呼吸症候群になり、寝るたびに息が詰まって死ぬ思いをするようになっていました。137㎏にまで増量したところで、このままでは本当に死ぬ……と一念発起してウォーキングから始めたんです。

マヨネーズお菓子が大好物だったんですけど、炭水化物を抜いて魚や豆腐を主食にする食事制限もやった。でも、キツすぎて頭がフラフラしてきて、過度な食事制限は2週間でやめました」

ダイエットの失敗は数知れず

ダイエット歴は30年。失敗は数知れないという。

「『これを食べればやせる』というフレーズに弱くて、バナナダイエットをしたときは、バナナならいくらでも食べていいと解釈し、一食で10本も食べて当然、効果なし。ダイエット器具も長く続かなくて、ベンチプレスは組み立てもせずに、放置してました(笑)

◆ダメダイエッターを卒業した方法は?

典型的なダメダイエッターをいかにして卒業したのか?

キックボクシングトレーナーとの出会いがきっかけでした。私の体形を笑うことなく、一緒に頑張りましょうと受け入れてくれたうえに、食べるのが大好きな僕の気持ちも酌んで過度な食事制限をしないダイエットノウハウを教えてくれました。

するといつしか、ダイエットのためのキックボクシングが趣味に変わり、ストレスなくやせていくようになったんです」

ダイエットの失敗は成功のもと

ルイボス氏はあらゆるダイエット法を肯定する。

「過去の挫折は失敗じゃなくて、成功するまでの過程だと考えているんです。挫折した経験から、導かれるように人は徐々に正解に近づくもの。自分に合う方法が見つかれば、成果がどんどん出て、僕みたいに楽しくやせられますよ」

ルイボス氏の言葉を胸に、自分に合ったダイエット法を見つけ出そう!

◆ルイボス氏「自分に合う方法が見つかれば、僕みたいに楽しくやせられますよ」

キックボクシングにハマり
1年で137kg→68.5kg -68.5kg!

ダイエットYouTuber・ルイボス氏】
’91年、沖縄県生まれ。1年で半分の体重に減らす軌跡をYouTube「ルイボスチャンネル」で配信したところ大反響を呼び、海外メディアで取り上げられることに。現在は筋トレにハマっており週5でジムに通っている



取材・文/週刊SPA!編集部

―[最速で[10kgやせる]ダイエット]―


ルイボス氏のBefore⇒After