岸田文雄総理がウクライナを電撃訪問したニュースが、WBCメキシコとの準決勝の最中に速報で流れたことで「空気を読めない岸田総理」と揶揄された。が、実はその「空気を読めない訪問劇」には、様々な思惑が飛び交っていた。

「まず、電撃訪問でないだろう、というツッコミ。岸田総理はこれまでに何度もウクライナ訪問を画策し、不調に終わった経緯があるからです。次に、到着前にウクライナ入りが報道されて危機管理ができてない、という指摘。というのも、今回は外務省には知らせないまま、訪問先のインドから急遽、ウクライナへ向かったためでした」(与党議員)

 メキシコ戦で薄氷を踏むギリギリの逆転劇を見せた侍ジャパンと、G7首脳として遅すぎるウクライナ訪問者となった岸田総理。どちらもヒヤヒヤものだったのである。

アサ芸プラス