ラツィオは23日、ラツィアーレ3人を永久追放の処分としたことを発表した。

事の発端は19日に行われたセリエA第27節ローマとのダービー。3人のうちの一人は『ヒトラーソン』というネームと、ハイル・ヒトラーを意味する88の数字がプリントされたシャツを身に着け、SNSに写真をあげていたとのこと。後にこの人物はドイツ出身のラツィアーレということが地元当局によって判明している。

また、他の2人に関しては反ユダヤを扇動する行動を試合中に行ったとして前述の人物と共に生涯、ラツィオの試合を観戦することが禁じられることになった。

ラツィオは声明にて「倫理規定を厳格に適用し、彼らをスタジアムから追放する。そして刑事訴訟を起こし、損害賠償を請求する」と断固とした態度で反ユダヤ行為を撲滅する姿勢を表明した。

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