1973年にアルバム『戦慄の女王』で本国デビューしたクイーンにとって、今年はアルバムデビュー50周年となる節目の年。そして来たる4月17日は「クイーンの日」。1975年に、クイーンが初めて日本の地に降り立った日だ。これを記念して、金曜ロードショーでは、4月21日にクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』を放送する。



本作は、2018年に公開されるや否や世界中で「社会現象」を巻き起こし、全世界で1,000億円以上、日本でも131億円((一社)日本映画製作者連盟)の興行収入を記録。クイーンの現役世代だけでなく多くの若いファンも獲得した事で、洋画、邦画を問わずその年のNo.1ヒットとなった。また、フレディを演じたラミ・マレックの主演男優賞を含む、最多4部門の受賞で、第91回米アカデミー賞を席捲した。


【画像】場面カット


本作の公開以降、エルトン・ジョンの半生を描いた『ロケット・マン』、プレスリーの生涯を描いた『エルビス』、ホイットニー・ヒューストンを描いた『ホイットニー・ヒューストン』などの大型音楽映画が続々と公開されている事が、その影響の大きさを物語っている。


革新的な音楽性と耳に残る曲調から今なお世界中で聞かれ続ける伝説のロック・バンド「クイーン」。そのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの波乱に富んだ半生を描いた本作には、音楽プロデューサーとしてクイーンのオリジナルメンバーであるブライアン・メイロジャー・テイラーが担当、単なる伝記映画にとどまらずに、「クイーン」を知らない世代の人も楽しめる極上のミュージック・エンターテインメント作品となっている。


その人気で、公開から5年たった現在でもリバイバル上映や“応援上映”という形で上映され続けているという、もはや“伝説”となった名作だ。


【クイーンの名曲が続々登場!】
本作では、レコーディング・シーンや、ライブ・シーン、BGなどで、多くのクイーンのヒット曲が数多く登場する。さすがは伝説のバンド、クイーンならではの名曲ぞろいなので、クイーンを良く知らない人でも、耳にした事も多いのでは?その一部を紹介する。

●サムバディ・トゥー・ラブ(Somebody To Love
1976年 アルバム「華麗なるレース」に収録 全英2位

キラー・クイーンKiller Queen1974年
アルバム「シアー・ハート・アタック」に収録 全英2位

ボヘミアン・ラプソディBohemian Rhapsody
1975年 アルバム「オペラ座の夜」に収録 全英1位

愛という名の欲望Crazy Little Thing Called Love
1979年 アルバム「ザ・ゲーム」に収録 全英2位

ウィーウィル・ロック・ユー(We Will Rock You
1977年 アルバム「世界に捧ぐ」に収録 全英1位

地獄へ道づれAnother One Bites the Dust
1980年 アルバム「ザ・ゲーム」に収録 全英7位

●自由への旅立ち(I Want to Break Free)
1984年 アルバム「ザ・ワークス」に収録 全英3位

アンダー・プレッシャーUnder Pressure (feat. David Bowie))
1981年 アルバム「ホット・スペース」に収録 全英1位

レディオ・ガ・ガRadio Ga Ga
1984年 アルバム「ザ・ワークス」に収録 全英2位

伝説のチャンピオンWe Are the Champions
1977年 アルバム「世界に捧ぐ」に収録

ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don’t Stop Me Now)
1979年 アルバム「ジャズ」に収録 全英9位


また、映画の冒頭で流れる「20世紀FOX」お馴染みのファンファーレも、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイによるオリジナルのため、番組冒頭から見逃せない。



■『ボヘミアン・ラプソディ』(2018 英・米)
4月21日(金)よる9時00分~11時24分※30分枠拡大

【ストーリー】
常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生み出し、スターダムを一気に駆け上がったフレディと仲間たち。今なお語り継がれる劇的なパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活躍の裏には誰も知らないストーリーがあった…。数々のヒット曲を放ち、一躍世界的な大スターとなったクイーン。そしてフレディは“史上最高のエンターテイナー”とまで称されるようになる。しかし成功の光に照らされる一方で彼には孤独の影が忍び寄っていた。

繰り返すメンバーとの衝突…崩壊寸前だったバンドは、20世紀最大の音楽イベント“ライブ・エイド”へ出演する事となる。そしてその時、永遠に語り継がれるラスト21分のパフォーマンスに込められたフレディとメンバーの想いと秘められた真実が、観る者の魂を熱く震わせる―。


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