CData Software Japan(CData)は、アプストウェブが提供するノーコード業務アプリ開発ツール「コンテキサー4」との製品連携を開始した。これにより、コンテキサー4がSalesforce、SAP S/4HANAをはじめ250種類以上のSaaS・パッケージアプリケーションリアルタイム連携するハイブリッドアプリを簡単に構築可能となる。

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 コンテキサー4は、アプストウェブが提供する業務アプリ構築ツール。企業内の情報を「コンテキスト」単位で組み合わせ、CSVファイルやデータベーステーブルのデータを使って柔軟な表示や入力を可能にし、生産現場やその他のシーンで利用されている。

 現在、ユーザー企業のSAPやカスタムの基幹のクラウドシフト、工場データのMongoDBなどのNoSQLへの保管、SalesforceやDynamics365などのクラウドベースCRMの導入が急速に進むなか、コンテキサーでSaaSやNoSQLデータに接続するニーズが高まっている。しかし、SaaSやNoSQLデータの連携利用ではユーザーがWeb APIに対応するカスタムコネクタを開発する必要があり、技術的・時間的な制約となっていた。

 今回、コンテキサー4からCData ODBC Driversを活用することで、Salesforce、SAP HANA、Googleスプレッドシート、kintoneなどのクラウドサービスやMongoDB、DynamoDBなどのNoSQLにリアルタイム連携するアプリの構築が可能となった。

 CData ODBC Driversは、250種類以上のSaaS、NoSQLのデータをコンテキサー4が利用可能な標準SQLで使えるようにする。ユーザー企業は、クラウド上の業務データ、NoSQL内のデータに対し、Web API、JavaScriptといったプログラミング知識を必要とすることなく、データ連携した業務アプリを作成することができる。

「コンテキサー4」と「CData ODBC Drivers」が連携