4 月 26 日から 28 日にかけてウィーンのホーフブルク宮殿で開催される第 44 回 国際モーターシンポジウムでは、科学、自動車、サプライヤーといった業界から80 名以上の講演者を迎え、全世界25ヶ国以上からの約1,000 人の参加者に業界の幅広いイノベーションが紹介されます。
今年のウィーン国際モーターシンポジウムのテーマは、駆動システム(電気モーターや燃焼エンジンなど) と、e-燃料、水素、バッテリー燃料電池などのエネルギー源の相互作用。
エネルギー転換と自動車産業への影響は当シンポジウムの重要なテーマであり、持続可能性は今後も業界の大きな課題です。
在欧州日本企業の経営陣からはトヨタモーターヨーロッパのジェラルド・キルマン シニア バイス プレジデントが出席、講演を行います。

(C) OEVK
44回を迎える今回のモーターシンポジウムでは、フォルクスワーゲン 取締役メンバー トーマス・シュマル氏、ボッシュ CEO ステファン・ハルトゥング氏、メルセデス・ベンツ バイス プレジデント クリストフ・スタージンスキー氏といった著名な方々が欧州市場の現状について語る他、タタ・モーターズ マネージング ダイレクター  シャイレッシュ・チャンドラ氏、現代モービス CEO チョ·ソンファン氏、セアト/クプラ CEO ウェイン・グリフィス氏といった国際的に活躍なさっている方々が講演者として参加します。

オーストリア自動車技術協会のベルンハルト・ロウアー代表は、今回のシンポジウムに対し次のように述べています。
「車両に関して言うならば、個々の駆動システムに関する議論というものはまったく役に立ちません。水素、石油、電気のいずれであっても、そのエネルギーがどこから来て、それが持続可能な供給源であるかということが問題となるのです。エネルギーチェーンの問題こそ解決する必要があり、それは皆が一体となって進めていくしかありません。
今回のシンポジウムに、ボッシュのステファン・ハルトゥングCEOやフォルクスワーゲンのトーマス・シュマル取締役メンバーなど、自動車業界におけるエネルギー転換に長く携わってこられた著名な講演者を招聘できたことを非常に嬉しく思っています。欧州市場の現在の発展についての洞察や、欧州の気候目標に対するエネルギー問題を次世代の車両モデルとどのように調和させることができるか等について、解説してくれることでしょう。」

第 44 回 ウィーン国際モーターシンポジウムは現在も参加者を募集しております。
ご関心のある方は詳細を以下のウェブサイトよりご確認いただき、お申し込み下さい。

第44回 ウィーン国際モーターシンポジウム:https://wiener-motorensymposium.at/en/

オーストリア大使館商務部の本部となるオーストリア連邦産業院(WKO)は当シンポジウムに出展し、オーストリア自動車技術協会と共にオーストリア自動車業界の発展を支援いたします。


オーストリア自動車技術協会(OEVK)】
オーストリア自動車技術協会は自動車技術の応用を促進するために1985 年に設立され、学術的なイベントを通じて、自動車業界および専門家の知識レベルの向上と促進を目指しています。
国際ウィーンモーターシンポジウムは、1979年ハンス ペーター・レンツ博士によって創設され、1985 年からオーストリア自動車技術協会によって運営されています。2017年よりベルンハルト・ロウアー博士が代表に就任し、現在は750 人の正会員を擁しています。
URL:https://oevk.at/en/
ウィーン国際モーターシンポジウム:https://wiener-motorensymposium.at/en/

オーストリア連邦産業院(WKO)】
オーストリアの公共経済団体(商工会議所)としてオーストリア企業の経済活動を代表しています。オーストリアでビジネス活動を行う全ての企業を会員として擁し、その企業活動を国内外で支援。
とりわけ、国外での貿易活動に関してはADVANTAGE AUSTRIAが担当を行っています。
URL:https://www.wko.at/service/Austrian-Economic-Chambers.html

ADVANTAGE AUSTRIA Tokyo(オーストリア大使館商務部)】
全世界70ヶ国以上に、約100ヶ所のオフィスを擁するオーストリア連邦産業院(WKO)の貿易機関として、オーストリア国外で活動するオーストリア企業及びオーストリアとのパートナー企業のビジネス活動を幅広く支援しております。
オーストリアの経済を代表する機関として、オーストリアの卓越した製品・技術・サービスを日本の皆様に紹介するため、各種イベントや展示会に出展する他、オーストリアのビジネスやテクノロジー関連の情報を提供しております。
URL:https://www.advantageaustria.org/jp/

配信元企業:オーストリア大使館商務部

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