2022年に菅田将暉さん主演でドラマ化された『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の映画版の続報が、2023年3月24日に発表されました。

田村由美さんによる同名漫画を実写化した『ミステリと言う勿れ』は、大学生の久能整(くのう・ととのう)を主人公にした、ミステリー作品。映画版では、読者の間で『広島編』と呼ばれる人気の高いエピソードが描かれます。

映画『ミステリと言う勿れ』映画版、出演者が発表に

代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家『狩集家(かりあつまりけ)』の遺産相続問題が物語の主軸となり、展開されていく『広島編』。

『狩集家』の面々を、松下洸平さん、町田啓太さん、原菜乃華さん、萩原利久さん、柴咲コウさんらが演じることが発表されました。

赤峰ゆら(あかみね・ゆら)役/柴咲コウ コメント

原作ではクールな印象のゆらさんでしたが、今回の撮影では感情の起伏多めで演出していただきました。原作の雰囲気は守りつつ映画ならではの楽しみ方ができるのではないかと思います。

クランクインが狩集家遺言状申し伝えのシーンで、ロケ場所の雰囲気とも相まってとても厳粛な空気が漂っていましたが、その後の撮影ではそれぞれの役者さんがとてもフレンドリーでとても安心できました。特に、待ち時間の共演者の方々との深夜のゲームが忘れられません。

車坂朝晴(くるまざか・あさはる)役/松下洸平 コメント

演じるのが楽しみな役を頂き、監督や共演者の皆さんとのやり取りの中で、新しい朝晴の感情を引き出して頂きました。

ミステリの撮影がある日は、ちょっとワクワクしていた自分がいます。

初めましての方ばかりでしたが、芝居のことや他愛のない話をたくさんしました。

数週間の撮影でしたが、とても濃い時間を過ごさせていただきました

狩集理紀之助(かりあつまり・りきのすけ)役/町田啓太 コメント

今回の共演者の皆さんとは殆ど初めての共演で、クランクインしたときはとても厳かな雰囲気でこれが『ミステリ』なのかと背筋が伸びながら現場にいたのですが、菅田くんを中心にお芝居の話や何気ない話がどんどんと止まらなくなり、今思い返すと笑っていた記憶ばかりです。整くんのように菅田くんが僕たちの心を解してくれたのだと思いますし、なんだか温かい気持ちで過ごさせてもらえた期間でした。

狩集汐路(かりあつまり・しおじ)役/原菜乃華 コメント

前作のドラマを一ファンとして毎週とても楽しみにしていましたので、どうしても受かりたい!という強い思いでオーディションに参加しました。

そして、狩集汐路として参加する事ができて、夢が叶い本当に嬉しかったです。

物心ついた時からずっと長かった髪の毛を30cm程切り撮影に臨みました。

憧れの作品だったので自分でいいのかという不安はとてつもなかったのですが、菅田さんはじめキャストの皆さん、監督、スタッフの皆さんがとても優しく温かく、極寒の撮影でしたが無事に終えることができました。

波々壁新音(ははかべ・ねお)役/萩原利久 コメント

新音という役を演じるうえで方言があることを聞いたので、一筋縄じゃいかないなと思いました。

感情の1つを表現するのにもいつも以上に言葉に気をつけながらやっていたので難しかったですが、沢山学ぶことができ、狩集家のみなさんとは撮影が進んでいくにつれダチョウの話をしたり、段々と本当の従兄弟のようなコミュニケーションが取れていたんじゃないかと思います。

映画『ミステリと言う勿れ』は、2023年9月15日、全国で公開予定です。


[文・構成/grape編集部]