日本代表のMF伊東純也(スタッド・ランス)が、ウルグアイ代表戦を振り返った。

24日、キリンチャレンジカップ2023で日本はウルグアイと対戦。1-1の引き分けに終わった。

カタールワールドカップ(W杯)後の初の活動となった今回の試合。W杯組を9名スターティングメンバーで起用して臨んだ中、前半は互いに構えた状態で多くのチャンスを作れず。それでも、38分にフェデリコ・バルベルデにゴールを許してしまう。

1点ビハインドで迎えた後半、日本はなかなか攻め手を作れないでいると、森保一監督は伊東純也上田綺世を投入。すると、右サイドで積極的に仕掛けた伊東からチャンスを作り出す。

すると75分、伊東が右サイドのスルーパスに反応しグラウンダーのクロス。これを、出場したばかりの西村拓真がダイレクトで蹴り込み、同点に。その後オープンな展開となり日本もゴールへと向かうが、1-1のまま終了。新生・日本代表の初陣はドローに終わった。

試合を終えた伊東はインタビューに応じ「0-1で負けている状態だったので、自分が入って、なんとかゴールに絡みたいと思っていました」とコメント。「同点にできて良かったです」とアシストを喜んだ。

途中出場となったが、「ゴールのチャンスを作ることだけを考えて、一対一ならどんどん仕掛けていこうと考えていました」と狙いを明かし、「あとはどんどん裏に抜けて上手くゴールに絡めればと思っていました」と、積極的にゴールに絡んでいくプレーをしようとしていたという。

新たなことにもチャレンジして2026年を目指すチームだが、収穫と課題については「新たなビルドアップの形を試しましたが、上手くいった部分、いかなかった部分と修正して、次に生かせればと思います」と、森保監督同様にビルドアップを課題に挙げた。

また、雨の中大勢集まったファン・サポーターに向けては「雨の中、応援本当にありがとうございました」と語り、「スタジアムが満員になると選手たちも心強いですし、力になりました」と、声出し応援が解禁となった中での超満員のスタジアムに感謝を口にした。

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