
26日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが日本の住宅問題について語った。
■住宅事情を議論
日本の空き家など住宅事情などについて議論したこの日の放送。スタジオでは専門家が2023年4月27日に施行される相続土地国庫帰属制度の説明も行われる。
この制度が「相続した不要な土地を一定の条件を満たした場合国が有料で引き取ってくれる」と紹介されると、司会の阿川佐和子は「有料? お金がかかるんですか。粗大ごみみたい」とつぶやいた。
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■相続土地国庫帰属制度を疑問視
また、同制度が「空き家など建物がついている場合は解体して土地としてからでないと制度が適用されない」ことについても「ケチくさっ。もういいじゃない。ものすごくお金がかかるじゃないですか」と不満の声を上げる阿川。
たけしも国が買い取ってくれるわけではないことを知ると「親から継いだ土地を更地にして、金を出して国にもらってくださいって言うわけ? そんなやついるのかな」と疑問視した。
■たけしが住宅事情に持論
番組最終盤たけしは「日本には宅地ブームがあって、いろんなところでサラリーマンがいろいろなところに一生懸命家を建てた時代があるんだけど」と語る。
続けて「結局弊害がいっぱい出ていて、ここは家を建てちゃいけないとこに家を建てたって事例が全国にあって。宅地ブームの弊害というのが今頃出てきて」と指摘した。
■「地図から見直し」を提案
さらにたけしは「ものすごい土地が昔は『ここはダメだよ』っていうところを切り崩して、そのまま補強しないでやったら、そこにだ~と街を作ったらどーんと来ちゃったり」と話す。
そして「ちゃんと地図からもう1回見直さないと、ちょっとね。危ないところはいっぱいありますよね」と語っていた。
■賃貸と持ち家どちらが理想か?
将来的に空き家になってしまう可能性もある一軒家。サラリーマンにとっては「憧れ」ともいわれるが、さまざまなリスクから賃貸を好む人も少なくない。
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に「理想の住まい」を聞いた調査では、持ち家66.7%、賃貸33.3%で持ち家が多数という調査結果が出た。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年1月18日~1月21日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

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