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 保護猫たちの里親をしているニコルさんのもとへ、2021年3月のある日、盲目の子猫の兄弟がやって来た。最初にふたりを見たとき、ニコルさんは「私には荷が重いのでは?」と思ったそうだ。

 だが愛くるしい二人の様子を見守るうちに、「とにかくできることはやってみよう!」という決意が湧いてきた。今日はこの盲目の子猫たちとニコルさんのお話を紹介しよう。

Rescued Blind Kittens Have The Cutest Way Of Locating Each Other | The Dodo

 ハミーことハミルトンジョージニコルさんのもとへやって来たのは、彼らが生後4週間くらいのときだった。ニコルさんの手のひらに乗るほど小さかった彼らは、ひどい感染症にかかって瞼が閉じなくなっていたんだ。

 だがまだ痩せて小さかった彼らは、この時点では手術を受けることもできなかった。でもニコルさんの献身的なケアのもと、ふたりは見る見るうちに元気を取り戻し、ヤンチャぶりを発揮するように。

 盲目にもかかわらず、キャットタワーのてっぺんで寛いでいるのを見つけたときには、さすがにニコルさんもビックリしたようだ。

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 普段はベッタリくっついている彼らだが、離れてしまったときにはお互いがどこにいるかを知らせるために、「みゃあみゃあ」と可愛い声で鳴き続けるよ。

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 ハミーはとても優しい猫で、他の里子たちがやって来ると真っ先に仲良くなって面倒を見る。そしてジョージはまるで「猫のゴールデンレトリバー」だとニコルさんが語るほど、甘えん坊なにゃんこなんだ。

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 兄弟同士でもだいぶ性格の違うふたり。最初は里子として一時的に預かるだけのつもりだったニコルさんだが、今では彼らのいない生活は考えられない!と語るほど、ハミーとジョージに心を奪われてしまったそうだ。

 その後3回にわたる手術に耐えたふたりは、先日元気に満2歳の誕生日を迎えたそうだよ。彼らとニコルさんの里子たちとのにぎやかでハッピーな毎日は、Instagramで日々更新されているので、ぜひ遊びに行ってみてね。

written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。

 
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盲目の子猫の兄弟「目が見えなくたってへいちゃらニャ!」と、里親のもとでハッピーライフを満喫する