かつてバルセロナヴィッセル神戸で活躍した元スペイン代表FWのダビド・ビジャ氏が、スペイン4部に属するラシンCFベニドルムを買収することになった。スペインマルカ』が報じている。

ビジャ氏は現役引退後、自身が所有する会社『DV7グループ』で、グラスルーツフットボールアカデミーの発展を目指し、アメリカ(ニューヨークサンディエゴ)、日本(東京)、ドミニカ(サントドミンゴ)、プエルトリコ(バヤモン)、スペイン(マドリード)でにサッカースクールを開校している。

報道によると、『DV7グループ』は今回、バレンシアアリカンテ県のベニドルムに本拠地を置くベニドルムの買収に向けて条件面で合意。28日に現地で買収が正式に発表される予定だという。

ラシンCFベニドルムは前身のベニドルムCFが消滅した後、2017年に体制を変更して新たに設立されたクラブ。

地元出身でバルセロナレジェンドとしても知られる元スペイン代表MFのギジェルモ・アモールの名前を冠した9000人収容のスタジアムを持つクラブは、現在スペイン4部に属し、3部昇格を目指している。

ベニドルムはアリカンテ空港に近いスペイン屈指のリゾート地としても知られており、そのブランドとビジャ氏のネームバリューが合わされば、今後の大きな発展も期待できるようだ。

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