トッテナムオランダ代表FWアルノー・ダンジュマ(26)にチャンスが訪れているようだ。イギリスフットボールロンドン』が伝えている。

トッテナムは26日にアントニオ・コンテ監督(53)との契約解消を発表。アシスタントコーチだったクリスティアン・ステッリーニ氏が今季終了までの暫定指揮官に就任することとなった。

監督交代は選手にとってチャンスにもなるが、そうなりそうなのが今冬ビジャレアルから買い取りオプション付きの半年レンタルで加入したにもかかわらず、ほとんど出場機会がなかったダンジュマだ。

コンテ前監督自らダンジュマについて「彼には申し訳なく思うし、優れた選手なのは間違いないが、クラブがサインした契約だ」と、自身が望んだ選手ではないことを明言していた。

そんなわけでトッテナム加入から2か月でいまだ先発出場がなく、公式戦4試合で計47分間しかプレーしていない。だが、今回の代表ウィークが明ければ、状況が好転する可能性が高いという。

ダンジュマはユーロ2024予選を戦うオランダ代表に選出されておらず、コーチ陣らと本拠地でトレーニングに精を出している。ステッリーニ暫定監督はダンジュマを構想に含めているといい、直近のサウサンプトン戦で負傷したFWリシャルリソンの離脱もプレータイム増加につながる見込みとのことだ。

トッテナムの次戦は4月3日に行われるエバートンとのアウェイゲーム。ダンジュマにとっては今冬の加入で合意し、メディカルチェックまで済ませていながらもトッテナム行きに翻意したという経緯があるチームだ。

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