オランダ代表は27日、ユーロ2024予選グループB第2節でジブラルタル代表とホームで対戦し、3-0で快勝した。

第2次クーマン体制初戦となった3日前のフランス代表戦を0-4と完敗して黒星スタートとなったオランダは、そのフランス戦のスタメンから3選手を変更。デ・リフト、ヴェグホルスト、代表デビューのヴィーファーがスタメンとなった。

初戦のギリシャ代表戦を0-3と敗れたジブラルタルに対し、[4-3-3]で臨んだオランダは3トップにヴェグホルスト、ベルフハイス、シャビシモンズを配置。デパイは左インサイドMFでスタートとなった。

そのオランダが押し込む展開とすると、16分にヴィーファーがミドルシュートで牽制。そして23分に押し切った。右サイドからのダンフリースのクロスをデパイがヘッドで押し込んだ。

その後も[5-4-1]の守備ブロックを敷くジブラルタルに対し、オランダが押し込み続けると、前半終盤にはヴェグホルストに2つ決定機。

まずは41分、ゴール前のルーズボールをプッシュも枠を捉えきれず。さらに追加タイム、ゴールエリア左に走り込んだヴェグホルストがボレーを狙ったが、GKの好守に阻まれ1点のリードで前半を終えた。

後半からガクポとマレンを投入したオランダが引き続き攻勢をかけると、開始5分に追加点。分厚い攻めを続けた流れからアケのヘディングシュートが決まった。

そして2分後にはジブラルタルに退場者。ヴィーファーがルーズボールを取りにかかった際、ウォーカーの出したスパイクの裏が足首にもろに入ってしまった。

数的優位となったオランダがその後も一方的に押し込むと、82分に3点目。ボックス手前からアケの放ったシュートがDFにディフレクトしてゴールに吸い込まれた。

このまま3-0でオランダが快勝。第2次クーマン体制初勝利とした。

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