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採用する側は性別や結婚しているかどうかで差別をすることがあってはならないはずだ。しかし、東京都に住む30代後半の女性（事務・管理／正社員・職員／年収550万円）は、「数年前に大手食品メーカーの面接」を受けたときのことを、
「男性面接官3人から『彼氏はいるのか、結婚の予定はあるのか』としつこくプライベートを詮索されました」
と怒りをにじませながら振り返った。（文：okei）
「同じことを自分の奥さんにも言えるのかと言ってやりたかった」また「30代後半と思われる面接官」からは
「独身女性は結婚や出産の可能性があって働かなくなることがあるから、僕らにとってはリスクなんです」
とあからさまな本音を言われた。要するに、社員のライフワークバランスを整えるよりも、いまだに「女性＝結婚したらやめる」という構図が抜けない会社、面接官たちだったのだろう。
「指輪が見えたのでその面接官は結婚しているようでしたが、同じことを自分の奥さんにも言えるのかと言ってやりたかったです」
と女性は悔しさを綴っていた。
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