シェリルクロウが、米テネシー州ナッシュビルの小学校で起きた銃乱射事件を受けて、「分別ある」銃規制を呼び掛けている。今週、キリスト教系の私立小学校ザ・コヴェナント・スクールに28歳の女が侵入し、児童3人を含む6人が殺害された同事件。その後、容疑者は警察により射殺されている。

シェリルは、当初ツイッターに「言葉がない。ザ・コヴェナント・スクール。子供たちはより良く扱われるべき」「影響を受けた全ての人々のために祈っている。アメリカの悲劇」と投稿。その後、共和党マーシャ・ブラックバーン上院議員がお悔み言葉を綴ったことを受け、「もしあなたが力を貸す準備が出来ているなら、テネシーとアメリカの子供たちが銃で殺害されるリスクなしに学校に通えるよう、分別ある銃の法律を通して」と返答していた。

また、同じく歌手のリアン・ライムスも、同事件に関してこう言及している。

「言葉はなく、これらの子供たちとその家族を想い、ただ怒りと悲痛があるだけ」
「この国の子供や親1人1人の心理にこれがどのような影響をもたらしているのか考えることすらできない。子供が安全であるべきところに行くたびに酷い恐怖を感じるなんて」

今回の事件を受けてジョー・バイデン大統領は、殺傷能力の高い銃の所持を禁止する法律を通すよう改めて連邦議会に呼びかけている。